さすけ のインターホン ブログ

趣味のインターホンに関することを中心に書き綴って行きます

記事更新

2022年1月3日
新たな年を迎えることができました

ブログを書く時間も限られており、
書きたいことが渋滞しておりまして、収拾がついておりませんが
続けて行ければと思っております

つたないブログですが本年もよろしくお願い申し上げます


2021年12月27日

おかげさまで仕事も師走で多忙で記事更新がままならない状況です
ただ気がかりなのは、新築現場に納品予定の制御盤に使用する電子部品を使ったユニットが入ってこないので盤が作れない
前なら納期1ヶ月の物が12ヶ月以上見通しが立たない

インターホンも主力商品が半年ほど待ちで、いざ施工時に壊したら替えが手に入らない

スイッチング電源も欲しいスペックのところはどのメーカーも物がない
リレーも無い

この先どうなるのか?

2021年12月15日
パナソニックの煙感知器BV454818が能美防災製BVN454818になった!
の情報を更新しました

2021年12月13日
2極リレーのソケットを見比べてみる に
uxcell PYFー08A と CHINT CZY08A を見比べてみる
CHINT CZY08A を見てみる
の情報を更新しました

2021年9月19日
2極リレーのソケットを見比べてみる に
CHINT CZY08A と DAYiGK DYF08A を見比べてみる
DAYiGK DYF08A を見てみる
を追記しました

リレーの黎明期活躍していた 大興電機製作所 メカリレー RAB RABK 大田原電機製作所 タイコーデバイス パナソニック電工タイコーデバイス パナソニックスイッチングテクノロジーズ 松下電工 OMRON IDEC 富士電機 リレー (継電器)
に写真・文章を追記しました



2021年9月5日
PATOKのスイッチ操作リレーユニットTK-1800Aとアマゾンのフリップフロップラッチリレーユニットを動かしてみるに
タイミングチャートを追加しました

2021年8月28日
2極リレーのソケットを見比べてみる に
uxcell PYFー08A と CHINT CZY08A を見比べてみる
CHINT CZY08A を見てみる
を追記しました

2021年8月22日
2極リレーのソケットを見比べてみる に
OMRON PYFZ-08 の印字を見比べてみる
を追記しました

2021年7月11日
ナショナルのコミュニケーション親機 VL-355、VL-655 を分解してみる!VL-555 TB-SE を接続
に番外編 アイホンTB-SEを接続 を追記しました


2021年6月27日
マンションインターホン(火災報知機能)の終端抵抗 VG-4KT,VM-RMUほか
アイホンインターホンのラベルの写真を追加しました

VLー555kの3・4番端子から配線を伸ばして外部スピーカー(8Ωと20Ω)を接続して呼び出し音の大きさを聴き比べてみましたが、差異は私ではわかりませんでした
その結果をもとに加筆しました

テスター日置 3244ー60の記事で障害調査の一文を加えました

工事担任者試験を受験してきた

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最近ブログの更新はお休みして、柄にもなく勉強しておりました
工事担任者という資格で、電話やインターネットの工事をする際に必要となるものです
実際に私が仕事で使う機会は少ないのですが、これからの時代インターネット関係の工事をすることがあればと思い受験しました

勉強のお供はリックテレコムの過去問を中心とした問題集
工事担任者 総合通信実践問題 2021秋」です
このシリーズはこれまでにも、デジタル3種、デジタル1種という資格を取得した時にも助けていただきました

試験は先週12月28日(日曜日)に大学を試験会場に行われました
良く晴れたすがすがしい日で、黄色から茶色へと色づいたイチョウの葉が太陽に照らされていました

早く着きすぎましたが、1時間前から入れるようでした
指定された席に座り試験説明の直前まで問題集とにらめっこしていました
廻りの8割くらいの人も同じ問題集を見ていました

試験には鉛筆・シャープペンシル・消しゴム・アナログ式の時計(デジタル表示付きのものは不可)のみを使用できます

私は試験免除は無いので3科目試験で最後の時間までの時間割です
一部の科目だけの人は途中の指示で終了となります

試験が始まりいきなり最初の計算問題でつまづいてしまいました
私が悩んでいるにも関わらず、周りの人はすでにページをめくる音
とりあえず計算問題を後回しにして、進めなくてはと焦ります
試験問題が多くあるのですが時間配分がわからずペースを上げて解き進めていきます
私がまだまだ問題が残っているのにすで帰る人も出て来ます
ただ2科目解いたときに、終了時間までは余裕があったのであわてないように気をつけます
さすがに2時間近くも座っていると寒さもありトイレに行きたいのを我慢しながら変な緊張感の中試験に臨みます
(途中でトイレには行けますが、時間がもったいないので我慢しました)
一通り3科目解いたのち、時間に余裕もあり最初の計算問題に立ち返ります
時間に余裕もあると気持ちに余裕もでき落ち着いて問題を解くことができました
ある程度見直して、20分ほど時間を残して退出しました
退出時に教室は一人のかたを残すのみとなっていました

問題は持って帰り、12月1日には回答が発表されたので自己採点できます

12月20日には合格発表ですさてサンタさんは吉報を持ってきてくれるでしょうか!
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2022年1月3日追記

結果

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くるくる回る集合玄関の鍵 (美和ロックKS-12)

2022年1月4日 追記・修正

はじめに

集合玄関のかぎが開かない!
という依頼でお伺いすると、集合玄関機のパネルに取り付けられたキースイッチにカギを差し込んで回してみてもキースイッチがくるくる回ってかぎが開けれない
なんて事が起こっている場合があります
この対策方法を考えてみます

くるくる回るのが美和ロックKS-12の場合

美和ロックのKS-12というキースイッチがあります
ディスクシリンダーという鍵穴の種類の場合が多いです
古いマンションには多く使われているようです
そして、キースイッチの接点から伸びている赤と黒のリード線がくるくる回したためにねじ切れて断線している、なんてこともあります

原因は表面にある鍵穴の廻りにあるリングが使用しているうちに緩むことがあるからです。
しっかりと裏側にあるナットを締めたつもりでも、徐々に緩むことがありようです。
廻り止め板を挟んでおり、リングが締まっているときにカギが空回りしないようになっていますが、緩み止めではないのでリングが緩んでしまうと廻ってしまいます
まれに接着剤をねじに塗って緩まないようにしている場合もありますが、取替ができなくなってしまいます

KS-12によく使われているディスクシリンダーというのはすでに廃番のようです
逆マスターキーシリンダーと呼ばれるどの住居の鍵でも回せる鍵穴のあるキースイッチの場合、どうしても物理的な摩耗や鍵穴に物が詰まったなどの障害が生じますので非接触キーに取り換えることをお勧めします

取替がむつかしいという事であれば継続して使用することになります

くるくる回る対処方法

KS-12の後継機にKS-112というカギとスイッチが一体になったキーシリンダーがあります
このシリンダーはKS-12での表のリングが緩んでしまうのを対策してあります
鍵穴の廻りのリングに溝を掘って廻り止め板から伸びたつっかい棒が溝にはまり込むことによって表面のリングが緩まなくなります

頭の柔らかい人が考えたアイディアなのかなと思いますが素晴らしいです

KS-112が回るのを対策してあるリングと廻り止め部品ですが、KS-12にも使えます
この廻り止め部分はKS-110RGSという品番のようです
注文した場合、納期が1ヶ月以上かかる場合があります

交換してみる

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逆マスターを外す

KS-12を外します。
リングの内側を注目してみると4本の縦溝は無くつるつるしています
仮に組み立ててみると右のようになります

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廻り止め部品

左はKS-110RGSの箱の写真です。
中央の写真の左下にあるリングの内側に縦溝が4か所切ってあるのがわかります
これがカギですw
右の写真はKS-12に仮に組んでみました。わかりにくいですが、溝に廻り止めの棒がはまっています

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取替後

実際に取付直した後です。ちぎれたコードをはんだ付けしなおしています。
(色を間違えましたが場所は合ってます。本来は赤と黒の線です)
右の写真の専用スパナを使用すると簡単にしっかりと締めることができます
「キースイッチ用スパナ」で検索すると出て来ます
ゴムパッキンもあり緩む心配もすくなくなりました
このゴムパッキンが無い、もしくはカチるとこれまた裏のナットが緩むことがあります

美和ロック KS-112

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美和ロック KS-112

KS-112の写真となります

集合玄関機の鍵が開かない!

KS-12同様にKS-112キースイッチでも稀にあるトラブルですが
このキースイッチでもくるくる回って直したり、パネルの開け閉めをした後で鍵が開かない!なんてことが起こる場合があります。
見ても不具合は見当たらずよくわからない?
というとき、キースイッチに接続されている赤と黒の配線をちょっと引っ張ってみるとするっと抜ける場合があります。

原因の一つに
黒い収縮チューブで絶縁が施されているのですが、見た目接続されていいるようで実はこの中で断線しています。
修理の際には必ずはんだごてを用いて取付直しましょう。
ボンドやセロテープでつけたり電線を巻くだけ、くっつけるだけでは動かなかったりまた動かなくなりやすいです

Tektronix THS720のバッテリーを作る THS7BAT

はじめに

ずいぶん昔にテクトロニクスのハンディオシロスコープTHS720をヤフーオークションで購入いたしました
落札したのはいいもののバッテリーは付属していなく、付属していたACアダプタでのみ使用しておりました
屋外にもって出たいけどバッテリーが無いので検索しましたら、バッテリーはあるものの非常に高価です
バッテリーのセル交換もできるようですが、そもそもバッテリーが手元にありません
そんな中、バッテリーを作っている記事を見つけましたので真似して作ってみました

参考にさせていただいた記事は

参考にさせていただいた記事は
かずいの雑記帳4 Tektronix THS720stdを修理した(THS7BAT自作)
です

バッテリーの制作

材料を用意する

かずいの雑記帳4 の記事にアマゾンのリンクがありましたので、そこから部品を調達しました

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THS7BAT 自作部品1
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THS7BAT 自作部品2

サブC サイズの電極タブ付きニッケル水素電池 4つ
両面テープのついた銅板 板厚0.1mm 1枚
ハーネステープ 1個
ノンアスユニオンパッキン 使用数1個

記事から買わずに私がダイソーで買った単2電池チェンジャー 使用数2個
※厚みが大きく使用しないでください。かずい様の使用したBTONEの変換スペーサーを買えばよかったと後悔

組み立ててみる

※注意 バッテリーの取り扱いには危険を伴います。制作・使用される際には危険性などを理解したうえで、ご自身の責任にてお願いします。

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変換スペーサーを削る

彫刻刀などをを使用して、変換スペーサを削っていきます
内側もバッテリーの当たるところを削って外形が極力細くなるようにします
けがをしないように注意しながら進めました
※当方が選択使用したこのスペーサは太すぎます

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組立1

中央の電極をノンアスユニオンパッキンを通した状態ではんだ付けします(写真左)

電線を通すための溝をふちに切れ込みを入れたのちテープで固定します(写真中)

変換スペーサーで仮固定されたバッテリーを配線で接続します(写真右)

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組立2

全長が200mmとなるようにハーネステープで固定します
銅板がプラス極となります
銅板を電池一周して重ならないぴったりの長さに切り出して電線を取り付けます。(写真左)

銅板をマイナス極から50mmの所が中心となるように貼り付けました。変換スペーサーの切れ込みがある所にはんだ部分が来るようにして、突起が出ないように気をつけます
プラス側のタブとはんだ付けします(写真中)

マイナス極のタブをもぎ取ります。少しポツポツが残りますが気にしないことにしました
ハーネステープでぐるぐる巻きにしますが、径が大きくなると入らないので最低限にします(写真右)

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完成

組みあがった電池を測定してみます。5V出ています(写真左)

THS720に差し込み始めましたが太くて入りにくいです
熱収縮チューブも買っていたのですが、使えませんでした
やはりスペーサは細いものを使用しましょう
一旦差し込んだものの取り出せなくなりました。
ハーネステープの余分をつまんで何とか引っ張り出しました
引っ張り出すための布のような物を挟んだ方が良かったかもしれません

再度ハーネステープを極力薄く巻き直して入れてみました、
銅板のへこんだ部分が内部の電極と当たる向きにしてバッテリーを差し込みました

普段出し入れするものでもないのでこのまま使用していますが
また取り出せるのか不安です
(写真中)

電源を入れてみる

電源を入れてみると、無事作動しました!(写真右)

最後に

参考にさせていただきました かずい様ありがとうございます
バッテリー駆動となり外でも活躍できるようになれました

能美防災 外部試験機 FTF014の電池ボックス交換

マンションなどで使用する能美防災製の外部試験機能に対応した感知器(2線式)の試験機の電源が入りません
原因は電池ボックスの接点が接初期不良を起こしていました
以前液漏れを起こしていたかもしれません
電池をホルダーに入れたままくるくる回すとしばらくは使えるのですがまたダメになります

電池ボックスを交換することにします
パーツ屋さんで電池ボックスを購入しました
たまたまサイズも取付穴の位置も006P用のコネクタも同じで
No.1のサイズの+ドライバーでネジを回して、すんなりと交換できました

電池ケース単3×4本
石川製作所 A-311
ネットで検索するとマルツなどの通販でも手に入りそうです

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能美防災 外部試験機 FTF014

電池ボックスの端子が液漏れの影響か左から2番目の端子が黒化して接触不良を起こしていました
交換して快適に使用できそうです

使用しないときには電池を抜いて保管するようにしています

大興電機製作所の集合玄関機(1995年) TK-G-D96-KG2 を開けてみる

大興電機製作所の集合玄関機 TK-G-D96-KG2 とは

大興電機製作所は電話機のメーカーです
集合玄関機は構内用電話交換機に接続して使用するタイプです
マンション全体を共同で使用する電話交換機を中心に、集合玄関機と各住居の内線用電話機をつなぎます
この頃は電話機メーカー各社が集合玄関機にも力を入れていたようです

※大興電機製作所につきましては過去記事を参照ください
sasukedog.hatenablog.jp

時代背景

1995年ごろと言えば、まだ携帯電話やPHSが一般に普及し始めたころでポケットベルが全盛期、通話するなら公衆電話か家電話が当たり前の時代です
当時のインターホン事情はよく知りませんが、電話交換機タイプのインターホンは私の感触だとワンルームの学生向けの物件に多く採用されて、各個人が電話回線を契約しなくても共同の電話交換機に電話回線を収容していて実家や友達などに電話を使用していたのではないかと思います
現在、当時の設備がまだ残っているところは加入回線を廃止して、インターホンのみの利用がほとんではないでしょうか
料金前払い(プリペイド)の支払機が廊下にある物件もあります

外観

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大興電機製作所 TK-G-D96-KG2 外観

 表示機・テンキー・キースイッチ・制御基板が取り付けてあるステンレス製のパネルと、鉄製の壁に固定する穴の開いたボックスに端子台が取り付けてあるベースに分かれており、その間は多芯ケーブルで接続されています

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大興電機製作所 TK-G-D96-KG2 側面

大きさは実測値で、
パネル部分:横300mm 縦400mm 厚み15mm
ボックス深さ 62mm

です

開けてみる

蓋を開けると盤面側には大きな基盤が2枚あり、スピーカーが取り付けてあります
また、カメラを取り付けるスペースも用意されています

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大興電機製作所 TK-G-D96-KG2 基盤

メイン基板にはオレンジ色のリレーが載っていますがNEC製でした
また、ミツミ製のIC(LAG640)にTaikoのロゴが印字されています

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大興電機製作所 TK-G-D96-KG2 スピーカー他

8Ω0.2Wのスピーカーと大きなメカ式のテンキースイッチが取り付けられています
テンキースイッチ基板は苦労して取替たような跡が見受けられます

端子台基台

鋼製のボックスに端子台が取り付けてあります

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大興電機製作所 TK-G-D96-KG2 端子台ほか

ボックスの底面にに端子台が取り付けられています

結線されていたのは通話制御ラインの2芯(基本ハンズフリーの内線電話なので2芯あれば動作するんですね)と電源の2芯の計4芯が交換機とつながって居ました
また、自動ドアや電気錠への解錠信号出力も出るようです
キースイッチも同じ端子に接続されていました

ボックスの穴ピッチ

ボックスを壁もしくは埋め込みボックスに固定するためにあらかじめ開けてある穴同士の距離です
左右のフレームにある4つの穴は横260mm、縦260mm
上下のフレームにある4つの穴は横180mm、縦360mm
実測値です

GBW-3040Pと取り換えるのに、埋め込みボックスの穴ピッチと微妙にずれるので少し苦労しました

銘板には

型名 TK-G-D96-KG2
製造番号 10245
製造年月 1995年7月
株式会社 大興電機制作所

とあります

交換機は

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TK-G-D96
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大興電機製作所 TK-G-D96 内部

交換機は樹脂の筐体の比較的小型のものです
内部には基盤がずらりと並んでいます

住居親機は

良くホームセンターで見る、レガシーな単独電話器が接続されていました

最後に

集合玄関システムの電話交換機型を見させていただきました
オートロックにも対応しています
おそらくまだ動くのではないかと思いますが、交換機側が壊れてしまったようです。
現在このタイプで目にするのは、ナカヨの交換機などと接続されているテクト販売のTDP700シリーズなどでしょうか

ただし電話が不要で映像付きにするのであれば、アイホンパナソニックのインターホンのほうがお手軽かもしれませんね

最後までご覧いただきありがとうございました

おまけ

ミツミ電機製のICがありましたが、古くからあるメーカーでラジオ用のポリバリコン(SONY TR-63 1957年に採用)やコイル類を製造してきています

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ミツミ DRT-J580 U2はミツミ製のIC

充電ドリルドライバー 松下電工 EZ7440 のブレーキが効かないので修理してみた!が失敗

はじめに

長年充電ドリルドライバーを使用してきています
最初はDC12Vのニッカド電池が主流になった頃先輩のDC9.6Vの充電ドライバーを使用していたりしましたが、現在は14.4Vのリチウムイオン式の電ドラを使用しております。
鉄骨に機器を取り付けるための下穴をあけたり、制御盤を制作するためにも使用しており無くてはならない機材の一つです

ブレーキが効かない

正転・逆転の動作は問題ないのですが、スイッチから指を離して回転を停止させるときに通常であればブレーキが効いてすぐに停止するところが、ウイィーーーーーンと惰性で回って停止する状態に
案外このブレーキっていうのも大事なんだなって思いました。

修理してみる

本来であればメーカー修理に回すところですが、修理してみることにしました。

注意❕

※自分で分解などされますとメーカー修理を受けられなく可能性がありますし危険ですので、皆様分解などはされませんように。
パナソニックの業務用の工具は定額での修理が受けられるはずですのでお買い上げのところへご相談ください。

開けてみる

EZ7440 開けてみる

ネジを外して半分のカバーをはずしました。
スイッチが原因とは思いましたが、スイッチ自体が分解できそうにありません
レバーの押し込む軸の隙間と表面に、電子機器クリーナを吹き付けてスイッチをカチャカチャ押してみました

十分乾かして、組み戻してバッテリーを装着しました。

治った

動かしてみるとブレーキが復活しました!
良かった良かったですが、この状態がいつまで続くのかは不明です

メーカー修理に出しました 【2023年5月追記】

治ったと思ったのはたまたまだったようでブレーキがすぐだめになりました。
修理に出しまして、いろいろな部品が交換されて帰ってきました。
軽くてパワーのある新製品がたくさん出ていますが、愛着のある工具なので、また使うことができてうれしいです。

EZ7440メーカー修理

電子機器クリーナー

電子機器クリーナー

私、接点復活剤ばかり使用していましたが今頃になって電子機器クリーナーの存在を知りまして初めて使用してみました。
初使用にて結果が上々だったのでうれしいですね
ただ、摺動接点の油分が失われる可能性もあり今後どうなるのか見守ろうと思います

さいごに

安易に修理して良かったのか悪かったのか
結果はいかに

他の調子の悪い物に試してみましたが治りませんでした。
たまたまよかったようです。