さすけ のインターホン ブログ

趣味のインターホンに関することを中心に書き綴って行きます

蚊トリーヌを購入してみた

蚊トリーヌを購入してみた

 季節は冬から春となり、初夏を思わせるような日も時折ある頃となりました。
この季節になると、部屋の中にどこからともなく蚊が飛んできます。
私も挑戦を挑むのですが、どんくさいのでたいてい逃げられます
 先日ホームセンターで見かけた「蚊トリーヌ」素晴らしい命名です
500円でおつりがくる程でしたので初めて購入してみました。

蚊トリーヌ

外観を見てみる

テニスのラケットを小さくした様な外観です
網の部分は金網が3層になっています。

蚊トリーヌ 外観

開けてみる

蚊トリーヌ 開けてみる

注意:内部は高圧になっていますので感電に注意が必要です
電池を抜いていても、コンデンサーに電気が残っていれば感電します。

単3乾電池2本で動作します。
基盤にはトランジスタ・抵抗・ダイオード・トランス・コンデンサー・LED・タクトスイッチが載っています。
トランスで昇圧された電気は2極で出力されます。
テスターで電圧を測ってみましたが、測定電圧外の高圧で測定できませんでした。
基盤はすっきりと綺麗にまとめられています。

2極の電気は金網の中心と両外の金網に接続されています。

もう少し調べようかと思いましたが、「気の迷い」さんが2008年にすでに多種の「蚊取りラケット」を調査されていましたので気になる方は検索されてみてください。

使用してみる

まだ、蚊には遭遇していませんが、コバエがいましたので使用してみました。
やはり性能をいう前に、使用する人の反応スピードに問題がありコバエを前にラケットを持って意味不明に踊っている状態ですw
やっと当たったと思ったら、下に落ちてしばらくすると動き出しました。落ちたコバエをやっつけないといけないようです。
蚊くらい大きければスパークするのかなとも思いますので、蚊が出てくる季節を待とうかと思います。

最後に

世の中にはいろいろなアイディア商品があります
便利な商品を使って快適に過ごしたいものです

カーFMコンバータを買って改造してみた (その3)

はじめに

カーFMコンバータを改造してみた(その2)の続編となります。
今回はアマゾンの写真にあるJL-T2105とはどんなものだったのか知りたくて、多数ある同じ写真の中の(その2)で購入したものとは違う価格のものを購入してみた顛末となります

古い車のラジオでもワイドFMが聴きたい!思いで試行錯誤しております


書きかけではありますが、もしよかったら読んでください

注意

恐れ入りますが、この記事を参考にして改造や取付などをされる際には、ご自身の責任にてお願いいたします

 FMコンバータの特性を理解し、お住まいの地域の放送周波数のことが分かった上での導入が必要となります。

sasukedog.hatenablog.jp

sasukedog.hatenablog.jp

同じ種類のカーFMコンバータを追加購入(1台目)

いつものアマゾンにて
比較的安価だった

車の周波数アンテナ,ラジオFMバンドエキスパンダー周波数変換器 日本の自動車 Aramox

を2022年4月に購入しました。

注意:上記の商品を購入しても今回紹介するものと同じものが届くかということは、わかりませんので予めご了承ください
部品調達の関係で変わることも考えられますし、倉庫での在庫の補充・取出しの状況によっても変わると思われます

カーFMコンバータ1台目を見てみる

カーFMコンバータが届いた

アマゾンから購入したものが届きました

カーFMコンバータ TL-J5201

先日購入したものと同様に、パッケージに入れられており英語ですが説明書が入っています。
パッケージの型紙の裏にも説明が書かれています

外観TL-J5201

やはり今回も品番が違う JL-T2105ではなくTL-J5201

前回同様、アマゾンの商品写真には、JinLi「JL-T2105」とありますが届いたものはTiLini「TL-J5201」とあります。

本当は、JL-T2150が欲しかったので残念でした

JASOのコネクタや電源コードなどの構成は同じなので、機能的には同じものだと思われます

TL-J5201が改良されている?

TL-J5201を開けてみる

ねじ止めなどはされておらず、モナカのように基盤が上と下のカバーで挟まれています。4隅のピンで結合されています。
細いマイナスドライバーを突っ込むなどして、手を突き刺してけがをしないように開けていきます
前回より若干空きにくいと感じましたが・・・。

TL-J5201を開けてみた

開けてビックルホットボンドで配線の弱かったところが保護されています。そして3C-2V同軸ケーブルでは無くなっているもよう。
開けにくかったのはホットボンドが上のふたにも若干ついていたためです。
3C-2Vの同軸ケーブルは芯線が単線で1本のため折れやすいデメリットがありますが、今回届いたものは芯線がより線のタイプとなっています。

カッターナイフの刃をトーチで少し温めてボンドを切っていき基盤を取り出します。手を切らないよう刃先が自分の手に来ないように押さえている手の位置を気を付けます。
基盤の裏側を見ると、出力側のケーブルも3C-2Vではなく、より線のケーブルになっています。

前回購入の商品と出品者が違うので、新しい古いがあるのかどうかもはっきりしませんが、今回購入した商品のレビューにも多数同軸ケーブルが断線していたとありますので、私には改良されたものが届いたと感じたところです。

前回のTL-J5201と比べてみる
TL-J5201比較 上が前回、下は今回

比較のために上下に並べてみました。
写真の中の上側がその2で紹介した前回購入のものです。
くっ付いているように置いていますが、同軸ケーブルが入力側が取れており出力側もシールド側が取れています。また、アンテナの入力出力をジャンパーしています。
写真の下側が今回購入したものです

アンテナ接続配線は少し短くなっています。
基盤は全く一緒のように見えます、電解コンデンサーは25V100μFが16V220μFになっています

おそらく性能的には同じではないかと思いますが、配線が取れるという部分の耐久性は向上しているのではないかと予見されます。
(ただし構造は変わりないので、どのくらい耐久性があるのかはわかりません)

コネクタの形状が若干違うなどの違いはあるものの、同軸ケーブルに文字があるわけでもなく似かよった太さなので、ぱっとみ見分けはつきません。

さらに同じ種類のカーFMコンバータを追加購入(2台目)

懲りずにこれで最後と思いながら、アマゾンにて今度は比較的高価だった

uxcell FMバンドの周波数コンバーター プラスチック製 ブラック uxcell

を2022年4月に購入しました。

注意:上記の商品を購入しても今回紹介するものと同じものが届くかということは、わかりませんので予めご了承ください

カーFMコンバータ2台目を見てみる

カーFMコンバータが届いた

アマゾンから購入したものが届きました

カーFMコンバータ JL-T2105

パッケージに入れられており英語ですが説明書が入っています。

外観 JL-T2105

念願の「JL-T2105」が届きました!

今回は、アマゾンの商品写真どおり、念願のJinLi「JL-T2105」が届きました。
比較的価格が高くて商品の動きが少なかったのかもしれません

JL-T2105を開けてみる

他と同様にねじ止めなどはされておらず、モナカのように基盤が上と下のカバーで挟まれています。4隅のピンで結合されています。
細いマイナスドライバーを突っ込むなどして、手を突き刺してけがをしないように開けていきます

JL-T2105 を開けてみた

片面にパターンのあるベーク基盤が出て来ました。
チップ部品は使用されておらず、昔ながらのDIP部品ばかりで見ていて安らぎます。
3C-2Vの同軸ケーブルは芯線が単線で1本のため折れやすいデメリットがあります。
同軸ケーブルの絶縁体は高品位な発泡ポリエチレンのものです

TL-J5201とJL-T2105を比べてみる
上がTL-J5201、下がJL-T2105

比較のために上下に並べてみました。
写真の中の上側がTL-J5201で下側がJL-T2105です。
(TL-J5201はケーブルが取れています)
部品の点数も配置もほぼ同じです。
おそらくJL-T2105をチップ部品化したのがTL-J5201と思われます

TL-J5201とJL-T2105の外観を比べてみる
TL-J5201とJL-T2105の外観を比べてみる

外観はほぼ同じで、基盤ケースの大きさも同じです。同軸ケーブルの長さが多少違います。

JL-T2105を詳しくみてみる
JL-T2105基盤拡大

セラミックコンデンサのリード線が水晶発振子の下から出てくるというアクロバティックな取り付けがされています。これが接触すると動作不良を起こすのだなとおもいます。
トランジスタはS9018というNPNトランジスタが使用されています。
このトランジスタはAM/FMのアンプやFMの局部発信器に使用されるようです

TL-J5201と違いL2のコイル(左写真の手前側)の巻が扇形に開かれています。
(後述しますが、これが感度?に影響を及ぼしています)

TL-J5201とJL-T2105の部品配置を見比べてみる

TL-J5201とJL-T2105の基盤図

部品の配置を見比べてみると、TL-J5201はJL-T2105をベースにしているのが良くわかります。
回路構成は全く同じでSMD(表面実装部品)化されています。
間違いがある可能性もありますのでご了承ください

JASOの延長コードを買ってみた

カーコンバータのコードが断線しやすいので、取り換えるのに何かいいコードは無いかと思い、目についた延長コードを試しに買ってみました

1本目

細径のケーブルのものがあったので、2022年4月に購入しました

延長コードを詳しく見てみる(1本目)

JASOの延長コード(1本目)

細くて柔軟性のある1mの長さのケーブルで
RG174と書いてあります。
RG174とは高周波同軸ケーブルで、RGとはRadioGuideの略です。

RG174

ケーブルの外径は2.8mmで、芯線は細い線が7本束ねられている より線となります。

2本目

柔軟性のあるより線だといいなと思いつつ、太いコードも2022年4月に注文してみました。

延長コードを詳しく見てみる(2本目)

JASOの延長コード(2本目)

綺麗な化粧箱に入ってきました。
1mのJASOの延長コードです。
ケーブルは3C-2Vを思わせるような太さですが、コードに一切印字は見当たりません。

ケーブルの太さ

コネクタはしっかりしていそうに見えます。

測ってみると芯線は0.4mmの単線でした、外形は5mmで3C-2Vより少し芯線も外形も細いようです。
芯線が単線だったのでわたし的には少し残念でした。
柔軟性は他のものと特に変わりないです。

ひとまず家の中でコンバータでの受信をしてみる

FM Convertor 3In1 で受信してみる

カーFMコンバータを買って改造してみた(その1)のコンバータの水晶を14MHzに交換して、受信性能を比較してみようと思います。

FM Convertor 3IN1

X3を14MHzに交換してラジオに接続してみます。

AMラジオは、コンバータを挿入しても問題なく受信できます

FMラジオは既存放送局はコンバータの電源を入れるとノイズが入るようになりました。
ワイドFMは受信できます
受信は安定しています。

JL-T2105で受信してみる

JL-T2105で受信してみる

この度手に入れたJL-T2105で受信を試してみます

AMラジオは受信できません
AMラジオの電波を通過させる回路が無いためです

FMラジオが??きちんと復調されません
放送の音が周波数の同調点ずれのようにモガモガ何言ってるんだろうっていう感じです。

FM放送はコイルの開き調整で感度?が変わる

かれこれ接続や部品同士の接触や故障などを小一時間確認していて見つけたのが、コイルが扇形に広げられているところ。(JL-T2105を開けてみるの写真を参照)
L2の空芯コイルが広げられているもの閉じると、今までの動きが噓のように聞こえだしました。
広げていくと悪くなっていきます。
L1も同じように広げてみますがあまり変化はないので、閉じたままとしました。

JL-T2105下側とTL-J5201上側のコイル比較

後述しますTL-J5201とコイルを見比べた写真です。
目的のFM局を聴きながらコイルの扇形の広がりを調整します。
手元のTL-J5201は少し開いた方がきれいに聞こえました。

素人の私にはよくわかりませんが、経験が多い人が見れば当たり前にわかるかもしれません。
感度が変わるというよりは、同調する周波数が変わっているのか??

気のせいかもしれませんが、一つの放送波に集中して調整するとFMコンバーターを使わずに直接アンテナをつなぐより綺麗に聞こえているように思います。
ただし、一つの放送局に合わせると他が悪くなりましたので、何度も複数の放送局のバランスをとって妥協できる開きを微調整しました。
また、室内の受信環境が悪い状態で調整しましたので変化がわかりやすかったですが、良く聞こえる状況だと調整による変化がわかりづらいかもしれません。

今回はこの調整を卓上で行いましたので楽でしたが、実際の車中でラジオとコンバータを接続して電源を入れて調整するとなると大変かと思います。
測定器などを使用して調整できるのかもしれませんが、そのあたりの知識が無いので残念です。

TL-J5201で受信してみる

TL-J5201で受信してみる

このブログの始めのカーFMコンバータ1台目を見てみるで紹介したTL-J5201です
接続して受信してみると、AMの受信がなんだかおかしい
聞こえるけど何だろうと調べていくと、アンテナと接続するコードがJASOコネクタを差し込むとショートした状態になることがわかりました。コネクタをばらしてみるとシールドのものすごく細い線が1本芯線のカシメ部分に伸びているのがわかります。
おそらくこの線がうまい具合にコネクタに差し込むと芯線と接触して抜くと離れていたと思われます。

コードを取り換える

受信試験をしてから取り換えようと思っていましたが、TL-J5201のコードをこの度購入した細径のものに交換します。
収縮チューブを用いて配線がショートしないように気を付けます
入力側も出力側もコードを長くして接続部分に極力負荷がかかりにくいようにしまして、収納ケースの同じところから配線を出すようにしました。

L2を調整して綺麗に聞こえるようにしました

AMは受信できませんが、アンテナの入力と出力をジャンパーすると確かに聞こえるようになります。(本来やってはいけません)
入力と出力をジャンパーするとFMの在来のものはいいのですが、コンバートされたFMラジオ放送は弱くなります。
手元にあった10μHのコイルを経由して、アンテナの入力と出力の芯線を接続してみました。
10μHのコイルの足は本来短くするべきですが、貧乏性なもので他に使うことも考えて長いまま取り付けてあります。

まとめ

3種類試しては見ましたが、最初の「FM Convertor 3In1」は専用ICを使用しているためか、安定感があります

「JL-T2105」・「TL-J5201」は似たような感じですが、聞くまでの苦労があります。

聞こえ方は調整をすれば「FM Convertor 3In1」より「TL-J5201」の方が良いようにも思いますが、デメリットの方が多く感じます。

車にTL-J5201を取り付けてみる

 カーFMコンバータを買って改造してみた (その2)で車に取り付けはしましたが、数日でコードが原因で受信できなくまりましたので再度コードを取り換えたTL-J5201で試験してみました。

TL-J5201を車に取り付けてみる

エンジンノイズ?(オルタネーターノイズ?)に苦しむ

 取り付けて、コンバーター用の電源スイッチも取り付けてエンジンを始動しない状態で聞いてみますと、ワイドFMがちゃんと聞けて「聴けたー」と喜んだものつかの間、エンジンを始動すると「キューン」という甲高い音が聞こえます。
アクセルを踏むとエンジンの回転に合わせて音の高さも変わります。
コンバータの電源スイッチをOFFにすると音はしなくなります。
ラジオのボリュームを最小にしても音は聞こえて、ラジオの音の大きさを変えてもキューンという音の大きさは変わりません。

電源スイッチを外す

ノイズ対策として電源スイッチを外してみました。
電源スイッチのリード線が問題あるのかと思いましたが、効果はありませんでした。

アルミホイルで巻いてみる
アルミホイル巻

何かノイズを発しているのであれば効果があるのかなと思い、アルミホイル包みにしてみましたが、効果はありませんでした

フェライトコアを巻いてみる

電源の配線にフェライトコアを巻いてみました、が効果はありませんでした

電解コンデンサーを変えてみる
電解コンデンサ

FMコンバータ電源部の電解コンデンサーを220μFから470μFに交換してみましたが効果はありませんでした

マイクロインダクターを外してみる
マイクロインダクターを外す

AM受信対策のマイクロインダクターが原因かと思い、外してみましたが効果はありませんでした。
リード線は短くして取り付けなおしました。

結局考え付く対策では効果がありませんでした。

TL-J5201のAM受信対策

FM Convertor 3In1のまねをして、簡易的に入力と出力の端子間に手元にあった10μHのマイクロインダクターを入れます(実際の回路はコンデンサーと15μHのマイクロインダクター)
この状態でAMラジオは問題なく聞けました。
 上記のノイズ対策の際にマイクロインダクターを外すとAMは受信できなくなりましたので、効果はあると思われます。ただし、他への影響はわかりません。

TL-J5201の相互変調混信?

ノイズの問題もですが、もう一つ悩まされる現象がありました。
このカーラジオとの組み合わせのみなのかはわかりませんが、強い電波のFM放送局が、違う周波数でも受信されます。
FMコンバータの電源を切ると受信されなくなるので、実際の放送波ではなくコンバータによるものと推測されます
 最初は法則がわからなかったのですが、わかってみると簡単です。
FMコンバータの高調波が、水晶発振子の14MHzの6倍の84MHzで発生しているのですが、強い放送の周波数と84MHzの周波数の差が84MHzを中心に逆側の周波数で放送が受信されます。
 例えば89MHzに強い放送局あるとして89-84=5なので、84-5=79となります。79MHzにチューニングを合わせると、放送されているはずのない79MHzでも89MHzの放送が聞こえます。
 ですので、91.6MHzの文化放送が-14MHzの77.6MHz以外に76.4MHz(91.6-84=7.6,84-7.6=76.4)で聞こえるかもしれません。
 既存の放送局と混信すると厄介です。
こうなってくるとFM放送局の多い地域ではコンバータの電源スイッチが有ったほうが良さそうですねhi

さいごに

ポン付で簡単にワイドFMが聞こえるようになればと思い購入してみましたが、私にとっては簡単とは言えない内容でした(非常に楽しかったですが)
FM Convertor 3In1は水晶を交換しないと目的の放送の受信は出来ませんでした。ただ、専用ICのおかげか受信は安定しています。

TL-J5201は接続でのトラブルが多発しまして解決策を模索中です。

2種類どちらも趣味で改造や調整を楽しめるかた向きの商品と思われます

値段の高いものもあるのですが、私にはおいそれと手の出る価格ではないのでコンバータの購入はここまでにしようかと思います


この記事がどなたかの参考になれば幸いです

長文ご覧いただきありがとうございます

本日はNHK-FMの「今日は一日吹奏楽三昧」をらじるらじるで聴きなおしながら、日曜日の黄昏時の東京FM安部礼司を生で聞きながら実験をしておりました。今はラジオ深夜便を聴いております

2022年5月8日 25:30 さすけ



2022/05/01/110000

sasukedog.hatenablog.jp
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カーFMコンバータを買って改造してみた (その2)

カーFMコンバータ TL-J5201

はじめに

先日カーFMコンバータを購入してワイドFM(FM補完放送)受信に使用してみましたが、改造をしなくては能力を発揮することができませんでした。
他のものはどうなのかと思い、この度よく見かけるもう一種類を購入してみました。
思った通りに行くのか、試してみたいと思います

※カーFMコンバータを買って改造してみたの続編となりますので(その2)としていますが結局改造は出来ずじまいでした。

注意

恐れ入りますが、この記事を参考にして改造などをされる際には、ご自身の責任にてお願いいたします

 FMコンバータの特性を理解し、お住まいの地域の放送周波数のことが分かった上での導入が必要となります。

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カーFMコンバータを購入

いつものアマゾンにて
日本の自動車用のAkozon FMラジオアンテナカー周波数FMバンドエキスパンダー

を2022年2月に購入しました。

気になったアマゾンでのレビュー

気になったアマゾンのレビューを見てみると
 
・AM放送は受信できない
・簡単なバイパスLPFを自作する必要あり
・電源連動のリレーでアンテナの入出力を本機を経由させるかスルーさせるかの回路を付加
・INとOUTの同軸の芯線を別に用意したジャンパー線で直結したらAM波も受信できるようになった

・セラミックコンデンサが水晶発振子に触っていた。そして、コイルの巻幅を調整して何とか動作するようになった。

・取付中にメス側コネクターが、負荷がかかってもないのに取れた

・水晶が14MHzでは干渉するので12MHzに変更した

・家庭のオーディオで動かすために単3電池2本の電池ケースを用意し電源を供給した

などと、構造上や部品取付の問題、AM放送への対応が課題となりそうです

カーFMコンバータを見てみる

カーFMコンバータが届いた

アマゾンから数日で購入したものが届きました

カーFMコンバータ TL-J5201

パッケージに入れられており英語ですが説明書が入っています。
パッケージの透明なプラスチックは割れていましたが、中身に影響はなさそうです
パッケージの型紙の裏にも説明が書かれています

外観TL-J5201

品番が違う JL-T2105ではなくTL-J5201

ここで購入したもののアマゾン掲載の写真と品番が違うことに気づきます。
購入したものの写真には、JinLi「JL-T2105」とありますが
届いたものはTiLini「TL-J5201」とあります。

JASOのコネクタや電源コードなどの構成は同じなので、機能的には同じものだと思われます

分解してみる

TL-J5201 を分解する

ねじ止めなどはされておらず、モナカのように基盤が上と下のカバーで挟まれています。4隅のピンで結合されています。
細いマイナスドライバーを突っ込むなどして、手を突き刺してけがをしないように開けていきます

TL-J5201 を開けてみた

非常にコンパクトに部品がまとめられています
チップ部品が使用されており水晶は14MHzのものが1つ取り付けられています。
レビューにあったような水晶とコンデンサの物理的干渉はなさそうです。「JL-T2105」の場合はそのようになっていたのかもしれません。
アンテナジャックの配線は今は大丈夫ですが、細い単線1本が接続されており引っ張られたりする力が直接かかると断線の恐れはあります。

基盤の部品配置を書き出してみる

FMコンバータ TL-J5201基盤図

 基盤の部品配置図を描き出してみました
間違っている可能性のありますのでご了承ください

波形を測定してみる

TL-J5201 14MHz波形

手持ちのオシロスコープで波形を測定してみました。

仮に輸入車など海外向けラジオに接続すると(推測)

カーFMコンバーターをアップコンバーターとして使用します(受信したい放送波+設定周波数=ラジオの受信周波数)
アップコンバータとして使用すると言っても+と-もどちらも同時に出力されているので何か操作がいるわけではありません

海外のFMラジオ放送はアメリカだと88~108MHz(ヨーロッパは87.5~108MHz)のようです

注意:U.S.A仕様の87.9~107.9MHz(奇数周波数の200kHzステップ)のラジオだと、思い通りに受信できません。

88MHz~95MHzの間はそのまま受信できますが、76~88MHzの放送は受信することができません。

FM放送波を76~90MHzとすると。
FMコンバータの水晶は14MHzなので元の周波数に+14MHzされますので、76~90MHzは90~104MHzに変換されます。
東京FM80.0MHzは、94.0MHzに変換されます

高調波は

FMコンバータの水晶は14MHzなので、98MHzで高調波を受信します。

無改造で試しにカーラジオに接続してみる

ワイドFMの放送が90~95MHzです。
水晶が14MHzですので、ダウンコンバートされて出てくるのは「受信したい周波数-14MHz」の計算となります。(実際にはアップコンバートされた「受信したい周波数+14MHz」も同時に出力されています)
なので90~95MHzは76~81MHzに変換されます。

発振周波数の高調波に合わせてみます。
14MHz×6倍=84MHzに合わせると無音の強い信号(第6高調波)を受信します
84MHzにFM放送がある場合には受信できません

室内にて放送を受信してみる

TL-J5201 室内で受信してみる

車で試す前に、室内にてDC12VのACアダプターを接続して動作を確認してみます
室内にて電線をアンテナがわりとしてみました。
まともなアンテナも用意してないのでラジオの受信は厳しい環境です

電源を接続する

電源にDC12VのACアダプターを使用していましたが案外これが重要で、小型のスイッチング型(アダプタ写真左側)を使用したためにAM放送がノイズの影響で受信できない状態でした。電源はノイズの少ないものを使用しましょう。一般的にトランス型(アダプタ写真右側)の方がノイズが少ないようです。

ACアダプタの場合リード線が黒色と黒色に白い筋が入っているなどで、プラス・マイナスの極性がわかりません
必ずテスターなどを利用して極性を確認して、プラスをコンバータの赤色の線、マイナスをコンバータの黒色の線に接続します

AM放送局

カーFMコンバータを仲介すると、アンテナが無くても受信できそうなくらい電波の強い放送局以外は入りませんでした
 コンバータのアンテナの入力と出力間にジャンパーを入れるか手元にあった10μHのインダクタを入れると、直接ラジオにアンテナ接続するのと同じように聞こえます


元のFM放送局

その1の記事と同じく、例えばコンバータ無しでも受信できる79.5MHzの放送を受信しようとすると建物内でもともと非常に電波が弱いうえ、FMコンバータの影響で放送の受信が非常に厳しいです。
FMコンバータの電源を切るとノイズ交じりで受信できるようになり、コンバータのアンテナの入力と出力をジャンパーすると、良くなります。

アップコンバートして、79.5+14=93.5MHzでも確認のために接続したワイドFM対応ラジオならノイズ交じりに受信できました。


FM補完放送を聴くとき以外はFMコンバータの電源を切ったほうが良さそうです

FM補完放送を受信してみる

 今回内蔵されている14MHzの水晶発振子を利用すると在来FM放送の76.1MHzは90.1MHzに変換され、古いFMラジオの受信範囲外となりますのであまり多く干渉などを考えなくて良いかもしれません。
逆に90.1MHzのワイドFM放送は76.1MHzに変換されることとなります。
 文化放送91.6MHzは14MHz低い77.6MHzに変換されます

車に取り付けてみる

スイッチを取り付けてみる

その1の実験と同じく入力と出力をショートするための配線とスイッチを取り付けてみます。
 車のラジオを取り換えます、だいぶん手馴れてきましたw
アンテナコネクタの部分がずいぶんと窮屈になっています。これがのちに悲劇を起こします。

車に取り付け

受信してみる

AMを受信してみる

AMについてはショート用のリード線を付けた影響なのか、室内試験とは違い、ショートしてもしなくてもあまり変化が無い印象。もう少し試験が必要。

FMを受信してみる

FMについては84.0MHZで高調波がありますのでこの周波数付近は受信不可能です。
ワイドFMの放送は-14MHzで聴取することができました。
在来のFM局はコンバータの電源を入れるとノイズが乗ることもありましたので、在来のFM局を聴くときには電源を切ったほうが良さそうです。

FMで強い局がほかの周波数でも

カーFMコンバータを買って改造してみた(その1)で紹介したFMコンバータでは気が付きませんでしたが、こちらのコンバータでは従来のFM放送の電波の強い局が、関係のない周波数で受信されることがありました。コンバータの電源を切ると受信しなくなります。
 ※カーFMコンバータを買って改造してみた (その3)に詳しく書いています。

走行中受信が非常に弱くなった

車で移動中や走った地での受信具合を見ようと思い走っていましたが、1日程で受信が非常に弱くなりました。

何だろうと調べるためにコンバータを開けてみると、入力アンテナのシールド線がおそらく振動によって移動してきて芯線と接触しています。

右側の写真がシールドの網が芯線にショートした状態

そして断線に、、、

シールドの編み線を整え、数日間気を取り直して走って居ましたらまた聞こえなくなりました。
網線がまたずれたかなと思いましたが、今度はポロンと外れて出て来まして、入力側のコネクタが断線しておりました。


さいごに

この試験はここまでとしました
このコンバータを使用される際には、コネクタに負荷がかからないように注意をする必要があります
 -14MHzという仕様は非常に魅力的ではありますがコネクタ部分が非常に残念でなりません

アンテナの配線を取り替える、電源を用意するなどの工夫は必要ですがこのコンバータの基盤を使って家庭のラジオをワイドFM対応に流用する事が検討できると思われます

その1・その2以外にもFM補完放送用のコンバータは数多く存在しますし、ヤフーオークションにも気になる基盤が出品されています。

どうしても従来の76~90MHzのFMラジオで聞かないといけないというのでなければ、面白みには欠けますが素直にワイドFM対応のものに交換するもの良いかもしれません

ラジオには体温のような温もりがある

開局70周年の節目を迎えた放送局も多くなっています
AMラジオ放送もAM波・FM波・ラジコといろいろな方法で聴取できる時代となりました。
「ラジオには体温のような温もりがある」とおっしゃったパーソナリティのかたがいます
車での移動中はもとより、家で過ごすときでもラジオとともに素敵な曲に触れあったり、リスナーの投稿の内容をともに喜んだり悲しんだり、自分もはがきを書いたり
形は少しずつ変化していますが、ラジオ大好きです。

さいごまでご覧いただきありがとうございます

2022/02/28/012300

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カーFMコンバータを買って改造してみた (その1)

カーFMコンバータ(改造前)

はじめに

先日カーラジオをワイドFM対応のものに交換してみましたが、表示が見にくいなどの不都合がありましたので、元のラジオに戻したいなと考えました。
そもそもワイドFMに対応したいがために交換したので元つけていた、スズキ 39101-68H00-000(ワイドFM非対応)にてワイドFMに対応してほしいのです
カーFMコンバータなるものの存在は知っていましたが、ラジオ自体が最初から対応したものがいいと思って購入は見送っていましたが、この度購入してみました。
思った通りに行くのか、試してみたいと思います

注意

恐れ入りますが、この記事を参考にして改造などをされる際には、ご自身の責任にてお願いいたします

 お住まいの地域の状況にもよりますが、多くの場合このFMコンバータを古いラジオでワイドFMを聴くために購入する場合、はんだごてなどの工具を使用して別途用意する水晶発振子の取替やスイッチの取付など改造をすることが前提となります
 FMコンバータの特性を理解し、お住まいの地域の放送周波数のことが分かった上での導入が必要となります。

カーFMコンバータを購入

いつものアマゾンにて、2022年2月に
uxcell カーFMコンバーター 12V 16MHz MP3 FM ラジオ オーデイオ コンバーター 送信機 1個入り


waves クリスタル 水晶発振子 セット 4M~48M 15種 各1個 計15個を購入しました。

みーくん様のブログ

アマゾンのカーFMコンバータの商品レビューの中にみーくん様が書かれたレビューがあり、非常に詳しく書かれていています。文中に書かれている通り「カーFM周波数コンバーター 改造」でネット検索をしましたら、ご本人様のブログがありまして機器の中身や特性、使用する上でのアイディアなど非常に詳しく書かれていました。
まずはこのブログよりそちらのブログをご覧いただいた方が良いかと存じます。
 みーくん様、非常にわかりやすい丁寧なブログ参考にさせていただきました。ありがとうございます。

カーFMコンバータを見てみる

カーFMコンバータが届いた

アマゾンから数日で購入したものが届きました

カーFM周波数コンバーター

梱包は非常に簡易で、チャック付きビニールに入れられて届きました
説明書も何も入っていません。
元の写真通り、電源線は黄色で、JASOのアンテナ入出力コネクタがあります。

分解してみる

カーFM周波数コンバーター 分解

ジャック側のネジを4本外すと基盤を抜き出すことができます
非常にコンパクトに部品がまとめられています

カーFM周波数コンバーター 水晶発振子

16MHz・18MHz・20MHzの水晶発振子を切り替えて使います
一般的にクリスタルコンバータや略してクリコンと呼ばれたりする、周波数を水晶発振子を利用して局部発振器を作り入力周波数との和や差を作り出し変換するものです
スイッチのどの場所がどの周波数かわからないのでテプラを張ってみました。

波形を測定してみる

カーFMコンバータ 16・18・20MHz 波形

物は試しに手持ちのオシロスコープで波形を測定してみました。
が、測定方法が間違っているのか綺麗な波形と周波数は測定できませんでした。
電源の接続に関しては後述しています。

基盤の部品配置を書き出してみる

FMコンバータ部品配置図

基盤の配置を描き出してしてみました
両面のパターンを片面に書き出しましたので見づらいです
間違っている可能性のありますのでご了承ください

無改造で試しにカーラジオに接続してみる

20MHzに合わせてみる

ワイドFMの放送が90~95MHzです。
スライドスイッチを20MHzに合わせるとダウンコンバートされて出てくるのは「受信したい周波数-20MHz」の計算となります。(実際にはアップコンバートされた「受信したい周波数+20MHz」も同時に出力されています)
なので90~95MHzは70~75MHzに変換されます。
これですと古いFMラジオの受信周波数76~90MHzでは受信できませんので、20MHzの位置ではワイドFMを受信することはできません

発振周波数の高調波に合わせてみます。
20MHz×4倍=80MHzに合わせると無音の強い信号(第4高調波)を受信します
80.0MHzの東京FMをそのまま受信するのであれば、20MHz(4倍)・16MHz(5倍)、10MHz(8倍)、8MHz(10倍)の水晶発振子は避けた方が良いことになります。

18MHzに合わせてみる

スライドスイッチを18MHzに合わせるとダウンコンバートされて出てくるのは「受信したい周波数-18MHz」の計算となります。
なので90~95MHzは72~77MHzに変換されます。
これですと古いFMラジオの受信周波数76~90MHzでは76~77MHzに合わせると94~95MHzの放送が受信できる計算になります
ただし90~94MHzの放送は受信できません

例えば栃木放送の94.1MHzの放送は76.1MHzで受信できます。ただし76.1MHz付近に在来のFM局(FM栃木76.4MHz)がある場合は干渉する恐れがあります

発振周波数の高調波に合わせてみます。
18MHz×5倍=90MHzに合わせると無音の強い信号(第5高調波)を受信します

16MHzに合わせてみる

スライドスイッチを16MHzに合わせるとダウンコンバートされて出てくるのは「受信したい周波数-16MHz」の計算となります。
なので90~95MHzは74~79MHzに変換されます。
これですと古いFMラジオの受信周波数76~90MHzでは76~79MHzに合わせると92~95MHzの放送が受信できる計算になります
ただし90~92MHzの放送は受信できません

例えばニッポン放送93.0MHzは77.0MHz受信できます。
ただし77.0MHz付近に在来の放送波があると干渉します

発振周波数の高調波に合わせてみます。
16MHz×4倍=84MHzに合わせると無音の強い信号(第4高調波)を受信します

仮に輸入車など海外向けラジオに接続すると(推測)

カーFMコンバーターをアップコンバーターとして使用します(受信したい放送波+設定周波数=ラジオの受信周波数)
アップコンバータとして使用すると言っても+と-もどちらも同時に出力されているので何か操作がいるわけではありません

海外のFMラジオ放送はアメリカだと88~108MHz(ヨーロッパは87.5~108MHz)のようです

注意:U.S.A仕様の87.9~107.9MHz(奇数周波数の200kHzステップ)のラジオだと、思い通りに受信できません。

88MHz~95MHzの間はそのまま受信できますが、76~88MHzの放送は受信することができません。

FM放送波を76~90MHzとすると。
FMコンバータを20MHzに合わせると元の周波数に+20MHzされますので、76~90MHzは96~110MHzに変換されます。108~110MHzは受信できません
18MHzに合わせると元の周波数に+18MHzされますので、76~90MHzは94~108MHzに変換されます。東京FM80.0MHzは98.0MHzに変換されます。
16MHzに合わせると元の周波数に+16MHzされますので、76~90MHzは92~106MHzに変換されます。

高調波は

FMコンバータを20MHzに合わせると、100MHzで高調波を受信します。80.0MHz(東京FM)の放送波は受信できません。(80+20=100)
18MHzに合わせると、90MHz・108MHzで高調波を受信します。
16MHzに合わせると、96MHzで高調波を受信します。80.0MHz(東京FM)の放送波は受信できません。(80+16=96)

無改造まとめ

無改造ですと、すべてのワイドFMの周波数に対応することができません。16MHzもしくは18MHzに切り替えて目的の放送局が対応周波数内でかつ、周波数変換先に干渉する在来のFM局が無ければ使えそうです。

FMコンバータを改造してみる

水晶発振子を8、10、12MHzに取り換える

FMコンバータ 水晶発振子取替

アマゾンでFMコンバータと合わせて購入した15個入りの水晶発振子です。
14MHzが欲しかったところですが15個の中に含まれて居ないので、8MHz・10MHz・12MHzを取り出します。
 FMコンバータの水晶をはんだごてを使用して取り換えます。
両面基盤なのと、部品が基盤に密着しているので外しにくいです。
 取り換えるとどの水晶でもワイドFMが76~90MHzの間の一部周波数帯で聞けることになります

黄色い電源コードの剥けたところがほかの部品と接触しそうだったので併せて直しました

FMコンバータ 水晶改造後

波形を測定してみる

FMコンバータ 8・10・12MHz波形

こりずに波形を測定してみました
自己満足です

高調波

8MHzにスイッチを合わせると、80MHzと88MHzで高調波を受信します
10MHzにスイッチを合わせると、80MHzと90MHzで高調波を受信します
12MHzにスイッチを合わせると、84MHzで高調波を受信します

高調波の発生する周波数ではFM放送波があったとしても受信できません
80MHzに高調波がある場合、東京FM80MHzは受信できません

放送を受信してみる

FMコンバータで放送を受信してみる

車で試す前に、室内にてDC12VのACアダプターを接続して動作を確認してみます
室内にて電線をアンテナがわりとし、まともなアンテナも用意してないのでラジオの受信は厳しい環境です
注意:電源にACアダプターを使用していましたが小型のスイッチング型を使用したために、
AM放送がノイズの影響で受信できない状態でした。電源はノイズの少ないものを使用しましょう。一般的にトランス型の方がノイズが少ないようです。

カーFMコンバータの電源接続に際してACアダプタの場合リード線が黒色と黒色に白い筋が入っているなどで、プラス・マイナスの極性がわかりません
必ずテスターなどを利用して極性を確認して、プラスをコンバータの黄色の線と接続、マイナスはラジオのボディアースに接続しアンテナケーブルのシールド側を経由して接続します

元のFM放送局

例えば79.5MHzの放送を受信しようとすると建物内でもともと非常に電波が弱いうえ、FMコンバータの影響で放送の受信が非常に厳しいです。
FMコンバータの電源を切るとノイズ交じりで受信できるようになり、コンバータのアンテナの入力と出力をジャンパーすると、ごくわずかに良くなります。

水晶を8MHzに合わせた時アップコンバートして、79.5+8=87.5MHzでも受信できます。

87.5MHzで受信すると、FMコンバータの電源を入れた状態で79.5MHzを受信するよりは良く聞こえますが、FMコンバータの電源を切って79.5MHzを聴く方がより聞こえが良いです。

FM補完放送を聴くとき以外はFMコンバータの電源を切ったほうが良さそうです

FM補完放送を受信してみる

TBS90.5MHzは
 - 8MHz時 82.5MHz
 -10MHz時 80.5MHz
 -12MHz時 78.5MHz
で受信できます
聞こえ方が同じかと思いきや、実験しているFMコンバータの特性なのかラジオの受信性能なのかほかの要因なのかわかりませんが、水晶と受信周波数を切り替えて同一の放送局を聴くと、受信周波数が高くなるほど(82.5MHz)ノイズが少なく感じました
ですので感度高く使えそうなのは8MHzの水晶が推奨されますw
ただし、問題がありますので次を読んでみてください

コンバートされて出てくるのは

水晶を8MHzに合わせた時アップコンバートして、79.5+8=87.5MHzでも受信できました
 ワイドFMの電波だけでなく、元々ある76〜90MHzの電波も±8MHzされて出力されています
 コンバーターに入る76〜95MHz全ての電波がコンバートされて±8MHzの電波が出力されるので、FM放送局が多数ある地域では多くの電波の干渉を計算する必要があります

14MHzの水晶があれば

 今回は手元にありませんが14MHzの水晶発振子を利用すると在来FM放送の76.1MHzは90.1MHzに変換され、古いFMラジオの受信範囲外となりますのであまり多く考えなくて良いかもしれません。
逆に76.1MHzのワイドFM放送は90.1MHzに変換されることとなります。

車に取り付けてみる

スイッチを取り付けてみる

FMコンバータにスイッチを取り付ける

実際に車に取り付けるにあたって、もともとあるFM放送を聴取する際にはFMコンバータの電源を切りたいのでスイッチを取り付けます。
電源切りの際に、アンテナの入力と出力をジャンパーするように配線をはんだ付けして取出しました。シビアに考えれば筐体内にリレーを設けてリレーがOFFの時にくっ付く接点を使用して、短い配線でジャンパーすればよいのでしょうが、簡易的にスイッチで電源切りの時にくっ付く接点を使用します。

スイッチは手元にあったミヤマ電器のMS168-Kを使用します。
スイッチの接点は2つの独立したⅭ接点(DPDT・2極双投)ON-ON型です。
取付た配線の電源は赤色の線で、紫色がアンテナの入出力です。
電源ONでアンテナOFF、電源OFFでアンテナONとなります

車に取り付ける

ラジオを取り換える

取り付けていたワイドFM対応の「39101-82M21」を取り外し、カーFMコンバータとワイドFM非対応のAM/FMラジオ「39101-68H00-000」を取り付けます。
仮に取り付けますので、配線の接続・解除が簡単にできるWAGOのワンタッチコネクター、WFR-2を利用します。
むき出しの配線が車の金属部分と接触するとショートする恐れがあるので、気を付けて作業します。
FMコンバータの電源はアクセサリ電源(+12V)と接続し今回取り付ける電源スイッチを経由しました。
今回は仮ですのでスイッチはパネルなどに取り付けず、操作ができ運転の支障が無い位置に固定します。

受信してみる

FMコンバータを利用して受信してみる

試験で行っていた電波の届きにくい室内と打って変わって、車に取り付けると快適に受信できます。
また、表示が見やすいのが嬉しいです。操作性もよく、ワイドFM非対応でもこちらの方がストレスないかな?

AMラジオを受信してみる

AMラジオは今まで通り受信できています。
FMコンバータをONしてもOFFしても変わりません

FMラジオを受信してみる

従来のFMラジオも快適に受信できています。
コンバータのスイッチを8MHzに合わせて電源ONしていると複数の放送局が受信できます。
この周波数は元のFM放送、この周波数はワイドFMがダウンコンバート変換されたこれ、この周波数はFM放送がアップコンバートされたこれなど、FMコンバータのスイッチをON/OFFしながら楽しく確認して行きます。

ほかの車のワイドFM対応ラジオで非常に弱く受信できる放送は受信できませんでしたが、強い電波は問題なくコンバートされて受信できています。

スイッチにてFMコンバータの電源OFFの時にアンテナの入出力をショートするようにしましたが、配線を切って電源のON/OFFに関係なくアンテナの入出力は元の状態のままとしてみますと、あまり変化は感じられませんでした

しばらく、いろいろ条件を変えて実験してみたいと思います

さいごに

ワイドFM非対応のカーラジオにコンバータをつないだらどうなるのか試験してみました。
今回購入したものは一部の周波数で使える人には良いのですが、実質はんだごてを使用しての改造が必要で慣れない人には取り扱えないものとなります
改造してしまえば、どのくらいの耐久性があるかはわかりませんが、造りも良さそうですし、特性を理解して使う分にはFMコンバータとしては良いのではないかと思います
他にもFMコンバータの種類があるようですので、そちらも試験出来たらなと思います

最後までご覧いただきありがとうございます

2022/02/24/011700
sasukedog.hatenablog.jp
sasukedog.hatenablog.jp

カーラジオをワイドFM(FM補完放送)対応に交換してみた

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注意

この記事を参考にされる際は、恐れ入りますが自己責任にて作業のほどお願いいたします

はじめに

 テレビの地デジ移行が2011年7月に行われたあと、かつてアナログテレビ放送の1~3CHで使用されていた周波数帯の一部を利用して、AMラジオ放送のFM補完放送が行われるようになりました。
アナログテレビ放送の音声、1chは95.75MHz、2chは101.75MHz、3chは107.75MHzで行われていました

2014年に始まったワイドFMと呼ばれるFM補完放送の周波数は90~95MHzです

ポケットラジオなどの一部はテレビの1~3chの音声が聞くことができるものがあったと思いますが、そのラジオの多くでは周波数を合わせればワイドFMを聞くことができます

2028年にはAM放送のFM補完中継局が親局となり替わり、中波帯(MW)531~1602KHzの放送を取りやめる民間放送局も出てくるという動きもあります。
(本題とは関係ありませんが、かつてAMステレオ放送というFM放送のようにAMで音楽がステレオで楽しめるものがありました)
ハイウエイラジオ(1620KHz)は道路情報を流してくれていますが、こちらもFM補完放送の対応を検討しているようです

最近のカーラジオはワイドFM対応が当たり前とは思いますが、私の普段使用している車のカーラジオは76MHz~90MHzしか受信できません
そこで中古品のカーラジオを購入して載せ替えたいと思います

ワイドFM対応カーラジオを買ってみた(1台目)

私が使用している三菱自動車製造のミニキャブには車体にスピーカがついていません(最近のミニキャブはスズキのOEMのようです)
最初はAM専用カーラジオにスピーカが一体となっているものがついていました
現在はFM対応のスズキ用のカーラジオに取り換えています。

ネットオークションでワイドFM対応のカーラジオで大きさの合うものを探すと、スズキのカーラジオくらいしか選択肢がなさそうです。
現在のダイハツ車に対応したものは物理的に表面パネルの幅が広くて適合しないと思われます。
(昔と今のダイハツ車のオーディオサイズも違いそうですので選択には注意が必要です)

購入したスズキ純正ラジオ 39101-82M21(ASTI製)

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スズキ 39101-82M21

1DINサイズのスピーカ内蔵カーラジオです。

ラベルには
39101-82M21
ASTI CORPORATION
39101-82M
MADE IN JAPAN
AM 522~1629KHz
FM 76~95MHz
10R-05 8705
LOT NO 9729
とあります

接続するのに車の配線接続コネクタ(カップラ)が三菱車用とスズキ車用では結合できないので、本来は変換コードなどを利用するのでしょうけれども
バッテリーからの電源(バックアップ電源:+12V)とアクセサリ電源(ACC:+12V)のたった2本つなぐだけですのでラジオに配線を接続してみます。
マイナスは車体に取り付けるとボディアースが効いているのと、カーラジオ自体も金属部分が内部でマイナスと接続されているので、私はマイナスは配線を接続しません。

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39101-82M 外部接続コネクタ

外部コネクタの上にスズキ向けの「S」の文字が刻印されています
なぜ「S」の文字が上下反転なのかはよくわかりませんが、昔の三洋電機製のカーラジオは基盤が天板側にあり天地が今と逆ですのでそのころの名残なのかな?
接続コネクタはスズキ車対応の20Pコネクタですが、実際にピンがあるのは5本だけです。
アンテナコネクタは昔ながらのJASOジャックが実装されています

受信周波数の範囲

購入したスズキ純正スピーカー内蔵ラジオ 39101-82Mの受信周波数は
AM 522〜1629KHz
FM 76〜95MHz
です

カーラジオを分解してみよう

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スズキ純正 ASTI 39101-82M 21を分解してみる

ラジオを分解してみます
比較的大きなスピーカと、一枚物の基盤が出て来ました。
パネルのスイッチは、てこの原理で基板上のスイッチを押すように工夫されています

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39101-82M21 基盤

基盤の裏面はすっきりとしており何も部品がありません。
マイクロコンピュータは 富士通の MB96F673AB が採用されています

配線を接続してみよう

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39101-82M21 配線接続

「スズキ 車両 ピンアサイン」 で調べるとハーネスの車両コネクタのピンアサインが出て来ます。
20Pタイプのコネクタを参考に、バックアップ電源とACC電源に対応する基盤上の端子に配線をはんだ付けします

基盤自体はスズキ車両用とダイハツ車両用と共通のようで、ちょうどはんだ付けしやすいように形状の違うダイハツの車両コネクタ装着時用の空きランドがありましたのでそこに配線を接続します。
赤を常時電源、黄色をACC電源に接続してみました

電源を入れてみる

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39101-82M21 電源入れてみる

接続したら分解したままの状態ですが、電源を入れてみたくなりましたので細心の注意を払って12VのACアダプタを利用して電源を入れてみます。
赤・黄の線を+に、ボディにーを接続し、アンテナ端子にも短いですが30cmほどの配線をつないでアンテナの代わりにします

アンテナが貧弱で建物内ですので、AM電波の強い局しか入ってきませんでした。
FMも弱いですが入ってきます。ワイドFM放送も入感しました!
カーラジオなのでもう少し良く聞こえるのかなと思いましたが、それほどでもない印象でした

外部スピーカを接続してみる

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39101-82M21 外部スピーカ接続

車両コネクタとの接続部分は5ピンの端子があります。うち3本は電源関係なのですが、残り2本のピンアサインには「空(あき)」となっています。ピンをたどっていくと内蔵スピーカにつながっていました。
試しに内蔵スピーカを外して端子にスピーカの配線を巻き付けてみると音が出ました
車両にスピーカがある場合には内蔵スピーカのコネクタを外し、車両のスピーカと接続して鳴らすこともできるのかもしれません(詳細不明)。詳しいことは2台目を買ってみたまで読み進めてみてください。

ふたを閉める

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39101-82M21 ふたを閉める

配線を挟まないように取り廻してふたをしてねじを締めました

カーラジオをワイドFM対応のものと交換する

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スズキ 39101-68H00 を取り外す

すでに、もともと取り付けてあった三菱のAM専用ラジオをFM対応のスズキ39101-68H00に取り換えていましたのでこれを外します
金具が合わず1点止めになっていまして、金具にある浅い突起に合わせてラジオ側にも穴をあけてずれ止めとしていました

元のラジオ交換の際すでに配線を加工していました。その際エレクトロタップにて追加した配線の赤がバックアップ電源で、緑がACC電源です

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39101-82M21 取り付ける

三菱の車両コネクタからエレクトロタップにてバックアップ電源とACC電源を分岐しています
ラジオからの配線の接続が写真にはありませんが、バックアップ電源とACC電源の2本を接続しました

金具を取り付けなおします。39101-82Mは穴が2つとも合いました
組み込んで配線を接続し電源をいれてみますと、問題なく動作しました

問題点、時計が見えにくいのと感度が悪い?

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39101-82M 時計見えにくい

39101-82Mは表示部分が表面より13mmほど引っ込んでいます
スズキ エブリイの場合ダッシュボード上部にオーディオ収納部がありますが、ミニキャブの場合ダッシュボードの下の方にオーディオ収納部があり表示が見にくい状態となります

走行してみていつもの放送を聴いていましたが、なんだか感度が悪いいつもはきれいに聞こえていたのに雑音が入る気がする、粘りが無い気がしました。

ワイドFM対応カーラジオを買ってみた(2台目)

1台目のカーラジオの感度が悪いように感じたため中古品ですし調子が悪いのかなと感じ、2台目を購入してみました。

購入したスズキ純正ラジオ 39101-82M22

1台目は末番号が21でしたので違う番号にしようと思い、22を選んでみました

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スズキ 39101-82M22

外観は1台目の39101-82M21と同じです

受信周波数の範囲も同じく
AM 522~1629KHz
FM 76~95MHz
です

39101-82M22を分解してみる

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39101-82M22 を分解してみる

ラジオを分解してみます

39101-82M21と基盤を見比べてみますが、大きな違いは見つかられませんでした。

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39101-82M MPU AMP

MPUが富士通マークの製品からCY96F673ABとサイプレスというメーカーに変わっています。IC6。(日本市場においてサイプレス(Cypress Semiconductor)は富士通エレクトロニクスが取り扱っているそうです 2015.9)

オペアンプ(プリアンプ)はSSOPパッケージのRHOMのBA4558YFV-Mで(IC7)、スピーカアンプはROHMのBD5423MVUです(IC5)。
スピーカアンプのスペックを見ると、BTL出力対応D級スピーカアンプとあります。アンプIC自体の最大定格は4Ω負荷時17Wまで出力できるようです。接続できるスピーカは最小4Ωから16Ωまでのようです。
ラジオの内蔵スピーカの定格が4Ω3.5W MAX7Wでして、外部スピーカー端子とは並列に存在しています。仮に内部スピーカーはそのままで4Ωの外部スピーカーを接続すると、2つのスピーカーの合成抵抗値は2Ωとなってしまい過負荷になってしまいます。
外部スピーカを接続するのであれば、内蔵スピーカはコネクタを抜いておく必要がありそうです。

電源を入れてみる

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39101-82M22 電源ON

1台目同様配線を接続して電源を入れてみます
配線の色は変更して、
赤を常時電源、緑色をACC電源に接続してみました

1台目と同じように受信できます
気になるのは、聞こえ方も1台目と一緒のように感じます

スズキ 39101-68H00-000 を見てみる

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スズキ 39101-68H00

操作性もよく、非常にお気に入りのカーラジオです
このたび車から外してきましたものです
おそらく三洋電機製です。
同じような見た目で、AM専用などこれもまた多種のラインナップがあるようです。
この機種はAM/FMが聞こえますが、FMは76~90MHzまでしか聞こえませんので、ワイドFMには対応していません
AM1・AM2・FM1・FM2とメモリーバンクが分かれており
各4CHずつ周波数を記憶することができます。
電源の兼ボリュームつまみが右側で操作性も良いです。
表示部が表面に近いので時計も見やすいですし、バックライトも好きな緑色です。

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39101-68H00 コネクタ

コネクタはスズキの20Pコネクタですが、実際にピンがあるのはバックアップ電源と、ACCと、マイナスの3本だけです

スズキ 39101-68H00-000 を分解してみる

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39101-68H00 分解してみた1

上のふたをねじを緩めて外します。ただ両面テープがスピーカとくっついているのと、爪がかみ合っており外しにくくなっています。

上のふたを外すと、基盤の緑の面が出て来ます。
39101-82Mとは基盤が天地が逆になっています
スピーカとスイッチなどの位置は左右逆ですが、運転席からの操作性は39101-68Hのほうが良いような気がします。

茶色の部品面には昔ながらの抵抗、ダイオード電解コンデンサー、トランス、などが取り付けられています

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39101-68H00 基盤の部品

緑の面には、チップの抵抗、トランジスタコンデンサ、MPUなどが取り付けられています

金属でシールドされたチューナー部分にはLA1776というSANYOのチューナーICが入っています

スピーカには懐かしのSANYOのロゴが入っています。4Ω3.5W MAX6Wとあります。

39101-68Hと39101-82Mを聞き比べてみる

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39101-68Hと39101-82Mを聞き比べてみる

2つのチューナーを並べて受信状況を聞き比べてみます
受信感度の測定器具などはありませんので、私の主観となります。
AM放送はさほど違いは感じられませんでしたが、FM放送においてはノイズなどの受信状況から、SANYOの39101-68Hのほうが明らかに感度が良いと感じました。
39101-82Mは実用には問題ないと思いますし、個体差もしくは、なんらかの受信障害対策の為に受信感度を押さえているのかもしれません。
ただ39101-68HがワイドFMに対応していないのが悔やまれます
製品が古いのでワイドFMの対応はしていないと思いますが、ヨーロッパなどへの輸出用としてジャンパー線を切るなどで簡単に切り替えができるのなら良いのですけれども、そのような雰囲気は感じられませんでした。
クリスタルコンバータなどの接続も考えてみようかと思ってしまいます。

スズキ エブリイのAM/ワイドFMラジオを見てみる

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スズキ エブリイ ラジオ

参考までにスズキ エブリイのラジオを見てみます
オーディオ収納部は目線の高さに近くなります
当たり前ですが、純正の車両コネクタで接続されています
39101-82M11と表記されています
39101-82M21とは操作部分の文字表示や、筐体のフタの形状が異なるようです。

スズキ エブリイのAM専用ラジオを見てみる

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スズキ エブリイ AM専用ラジオ

参考までにスズキ エブリイのAM専用ラジオを見てみます
オーディオ収納部は目線の高さに近くなります
この機種はバックライトが緑色です

スズキ純正ラジオの操作方法

イグニッションキーをACCかONで、ボリュームを押すと電源ON/OFF
AM/FMキーを押すとAM/FM切り替わる。長押しで1620KHz交通情報、再度押すと元に戻る
上・下のボタンを押すと周波数が変わる。長押しで電波の強い局を探す

記憶はAM/FMそれぞれ6局(AM専用カーラジオは5局)
CH選局を押すとCH1~6と順番に切り替わる
☆記憶方法
(ダイレクト選局方式に比べて手間がかかります)
ひとまず記憶したいCHにCH選局を押して合わせる(現在の記憶された周波数になる)
上/下ボタンで記憶したい放送局に合わせる
ピッと言うまでCH選局を長押し

☆時刻合わせ
表示ボタンを押しながら下を押し時を合わせる
表示ボタンを押しながら上を押し分を合わせる
時報に合わせて表示ボタンを押しながらAM/FMキーを押すと00分となる

エスペリア ワイドFM対応 KRH-M73N

建機/農機具向けのオーディオメーカーエスペリア(ESPERIA)というメーカーがあるようです。
ラインナップに、ワイドFM対応の1DINサイズでスピーカ内蔵のKRH-M73Nというラジオがあります。
なんと電源電圧が12Vと24V両対応です
非常に気になるところですが、いいお値段するようですので我慢です
(新品で激安サイトもありましたが、良く見ると怪しいので注意が必要です)

さいごに

私が子供の頃はカーラジオといえばAM専用のアナログ式でパネルの上に目安となる周波数が書いてあり、選局ダイヤルを回すと回す向きによって透明なパネルの奥にある針が左右に移動しながら放送局の電波を受信するものでした。
記憶ボタンも備わっており、押し込むと針がピシッとその放送局の位置に移動して受信できるものでした。
記憶するには記憶したい放送局に針を合わせ、選局ボタンを手前に引き抜きまた押し込んだと記憶しています。5局くらい記憶できたと思います。
今考えてもアナログながらどのような仕組みなのか不思議です。


放送にまつわる環境も時代とともに移り変わっています。
受信ツールも放送電波を拾うラジオはもとより、ラジコなどのソフトを使い音声データをパソコンやスマホなどでも受信できます
ラジオの存在が改めて見直されている今、リスナーと身近な存在のラジオをどんどん聞いて、なんなら番組に参加したいものです
JORFラジオ日本の放送終了アナウンスを聴きながら書き綴っていました。
長文ご覧いただきありがとうございます
(2022年2月13日25時)

2022/02/07/001234

sasukedog.hatenablog.jp
sasukedog.hatenablog.jp

ミゼットリレー(MIDGET RELAY) リレーは電流で作動する 高見澤電機製作所(TAKAMISAWA) 富士電機 富士通 旭通信機製作所(ATS) 立石電機(OMRON)  松下電工 Potter & Brumfield 八重洲無線 FT-101

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富士通 ミゼットリレー


はじめに

このブログでリレーのことを書くようになって、ジャンクを取り扱うお店でリレーが目に入ってくるようになりました。
リレーだけでも膨大な種類があり、きりがないので大きなリレーは見ないようにして、小型のリレーに目をやると富士通や見たこともないブランドロゴの入った古そうなリレーがあります
その当時のものはネットにも資料が無いものが多く想像の部分もありますが、今では国内メーカーでは生産終了してしまったであろうミゼットリレーというジャンルのリレーを中心にひも解いていきたいともいます

注意事項

 私がミゼットリレーと表記しているものは富士通のミゼットリレーを基準としています
ケースの中にある可動接点部分は2列なのに対して、ソケットに刺す端子部分は3列になっています
各社で呼び方は違うものとなっていますが、共通の呼び方がよくわからず私はミゼットリレーと呼んでいます
 ミゼットリレーは日本国内仕様に対して国際端子配列と呼んでいる海外仕様もしくは海外メーカーのミゼットリレーは外観は同じでも内部の結線が異なっており、国内仕様と海外仕様を間違えて差し込むと事故につながりますのでご注意ください

リレーの基本として、リレーは電流で動く!!

 リレーの基本として、リレーを動作させるには表記されているDC12Vや24Vの定格電圧をコイルに印加すると作動すると思っていました。もちろん電圧をかけると動くのですが実際の動作は、コイルに電流を流すと磁界が発生してその磁界によって動作します。
その磁界は駆動コイルの巻数と電流の積であらわされ、リレーの動作に関する設計は電流を基準として行われます。
 実使用状態では、電流を安定的に供給する定電流電源より電圧を安定供給する定電圧電源のほうが安価で簡便に組むことができるので、定電圧電源が用いられます。そのためカタログでなどではリレー動作を電圧で特性表示します。
参考文献:「富士通 リレー 技術解説」

励磁された電磁石(鉄心が磁化される)により、可動鉄片(極接子=アーマチュア)が吸い付けられて接点が切り替わります。電流が切れて消磁されると、バネの力で可動接点は静止位置に戻ります。

ミゼットリレー本体に明記されている仕様

手にしたミゼットリレーの多くは定格電圧の表記がありません
かわりにコイルの抵抗値(Ω)やコイルの巻数(T)を表記されているものが多いです
現在の電圧表記に慣れてしまっているので何ボルトをかけて電流を流せばいいのか悩むところです。製品コイルの感動電流や感動電圧のデータシートが無いとわからないのかもしれません

※リレーの動作につきましては、各メーカーなどより詳しい資料が出ていますのでそちらを参照ください

一般的に駆動電圧が交流用リレーのコイル

リレーの駆動電圧は直流用と交流用があります
何が違うのか気にしたこともありませんでしたが、大違いでした

現在の交流操作型のリレーには隈取り(くまとり)コイルを設けて動作させています
詳しくは
「くまとりコイル 自己保持回路が勝手に切れる」 で検索すると
わかりやすい解説を見ることができます

くま取りコイルがあるおかげで、作動時の唸りが抑制されるようです

DCコイルのリレーにAC電源を印加すると

 DCコイルにはくまとりコイルがないため、ACの電圧変化に追従して唸りが発生します。
 ACコイルにはくまとりコイルがあり、このコイルにより電流位相をずらし、電圧位相とクマトリコイルによりずらした電流位相の合成により、ACの定期的に電圧が0になる点をなくしてあるため唸りは生じません。
 交流コイルのリレーに直流電源を印加しても唸りは生じません。コイル電流が増大されます

参考文献:「OMRON リレーがうなる FAQ」

直流操作型と交流操作型のリレーを見比べてみる

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左が直流操作型(松下電工HC2-H-DC12V)右が交流操作型のリレー(松下電工HC2-H-AC100V)

松下電工の操作電圧だけが違う2極リレーを見比べてみます

直流操作型はDC12Vで動作する松下電工のHC2-H-DC12V(AP3221K)
交流操作型はAC100Vで動作する松下電工のHC2-H-AC100V(AP3124K)
です
外からの見た目はほぼ同じでコイルに巻いてあるテープに印字されている操作電圧が目を引きます

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左が直流電圧操作型のリレー、右が交流電圧操作型のリレー

直流電圧操作型のリレーの鉄心の先はのっぺりとした鉄のみです(12Dの印字あり)
それに対して、交流電圧操作型のリレーの鉄心の先はくま取りコイルがあり形状が直流操作型と異なっています(100Aの印字あり)

松下電工

沿革

西暦 年 月   事項
1918 大正7.3 現相談役松下幸之助大阪市此花区大開町1-31に松下電気器具製作所を開設、配線器具の製造販売を開始
1920 大正9.2 M矢の商標、所章制定
石清水八幡宮破魔矢からヒントを得て考案したもので、矢には「どんな障害にも屈せず、急速に躍進する」という意味がこめられ、これと松下電気器具製作所の頭文字Mを組み合わせたのが由来)
1929 昭和4.3 松下電気器具製作所を松下電器製作所と改称する
1935 昭和10.12 松下電器産業株式会社を設立、同時に9分社を設立
   第3事業部は松下電器株式会社となる
1943 昭和18.5 松下電器(株)から松下航空工業株式会社へ社名変更
1945 昭和20.11 松下航空工業(株)から松下電工株式会社へ改称
参考文献「松下電工60年史 昭和53年5月5日発行 松下電工株式会社」


2004 平成16.4 松下電器産業による株式公開買付け (TOB) により出資比率が31.8 %から51 %に引き上げられ、関連会社から子会社に戻った
2008 平成20.10 松下電工株式会社からパナソニック電工に社名変更
         (親会社の松下電器産業松下電器産業からパナソニック株式会社に社名変更したのに合わせたもの)
        「ナショナル」(National)ブランドも「パナソニック」(Panasonic)ブランドへ切り替え
2011 平成23.4 パナソニックによりパナソニック電工(株)及び三洋電機(株)を、株式交換により完全子会社化
2012 平成24.1 パナソニックに吸収合併され解散し、76年の歴史に幕を閉じた
        同時にパナソニックの社内カンパニーとして「エコソリューションズ社」が設立
2019 平成31.4 「ライフソリューションズ社」に社名変更
2021 令和3.10 「エレクトリックワークス社」に社名変更
   「Electric Works」という英文ながらも建築業界等で長らく知名度が高かった「電工」の名が復活した
wikipedia パナソニック電工」より引用

2022年1月現在 リレーは「パナソニック株式会社インダストリー社メカトロニクス事業部」の取り扱いの模様

松下電工 NK型 ミニチュアリレー(終了品)

NKリレーは電流値(コイル抵抗値)基準

松下電工のNKリレーは電圧値ではなく電流値を基準としてリレーの品種が用意されています
カタログのリレー選択表を見てみると、「コイル定格電圧」の項目に唯一
電流リレー 2C,4C:1.5~15000Ω
        6C:78~7,600Ω
と記載されています

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松下電工リレー セレクションガイド 制御3版より

今となっては、電圧基準のリレーが主流ですが、電流基準のものがあったとは私にとっては新たな発見でした。

NKリレーは
1968年5月に創業50周年記念新商品として発売されました (参考文献、松下電工 60年史)

NKリレーのラインナップ(日本端子配列)

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MATSUSHITA NK Relay Data Seet

NKリレーは2C、4C、6Cがあったようです
直流用はコイルの抵抗値ごとに区分けされています。
6極のソルダ・プラグイン型で抵抗値がコイル抵抗値が110Ωのリレーに注目してみると(547ページ)
品番は NK6-S-110Ω 
NKはシリーズ名、6は6C、Sはソルダ端子のS、110Ωはコイルの抵抗値のようです
品番は AE3271
価格は 1,300円
感動電流は80mA(DC)以下 :動き出す電流値
感動電圧は9.6V(DC)以下 :動き出す電圧値
開放電流は10.0mA(DC)以上 :一旦動いたリレーが復帰する電流値
です
コイルの定格電流(圧)は感動電流(圧)の1.5倍でお使いください(注:6Cリレーのみ)
注意:2C、4Cは、「コイルの定格電流(圧)は感動電流(圧)の1.5~2倍程度でお使いください」とのこと。その他、使用上の注意事項が小さく明記されています
となっているので
80mA×1.5=120mA
9.6V×1.5=14.4V
で使用するのが良いようです
また、電圧リレーとしてご使用の場合の該当品番(545ページ)を見ると、NK6-S-110ΩはDC12V用として使用できるようです

ネット上にあるAE3271の写真を見てみると、青色のナショナルのロゴに松下電工の文字
110-2500 
Ω  T
とあり、110Ωで2500回巻であると思われます
資料には巻き数が2500回ということが見つけれないのですが、性能概要(547ページ)の最低感動アンペアターンの項目の6Cの所を見ると「200AT」となっていますので、最低感動電流が0.08A(80mA)×2500回巻=200AT
となり、つじつまが合いそうです

アンペアターンとはアンペア回数とも呼ばれ、コイルの起磁力の単位だそうです。

また、ネットにあるAE3271のページにはAE3171も写真があり、見た目は全くAE3271と同じで、品番以外に違うのは印字の色が黒色というところくらいのようです。

AE3271 NK6-S-110ohm 1969.4.1~1996.11.29

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NKリレー 定格 国内端子配列

足の配列は私がいつも使うHCリレーとは異なり接点側を正面から見ると、3列あり左右の側面はA接点B接点端子で中央がそれぞれのコモン端子となっています(549ページ参照)
絵はリレーをひっくり返して裏からみた図になっていて、コイルを下にした時に右の接点は下のコモン端子、左の接点は上のコモン端子となります
直感的では無く、わかりづらい端子配列ですので間違えないように注意が必要です

接点の定格

リレーに電流を流すと接点が動きますが、リレーの定格として重要なものの一つに接点の定格かと思います

2C,4C,6C共通で
接点許容電流は 直流2A(25V)、交流2A(50V)
接点許容電圧は 直流100V(0.5A)、交流(0.5A)
接点許容電力は 直流50W、交流100VA
となっております

Kリレー(国際端子配列)

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Kリレー 国際端子配列

NKリレーのNを取ったKリレーというのもあったようです
特に注目したいのが端子配置場所は同じで見た目も足のピッチも国内配列と同じなのにコモン端子の内部接続が異なっており
リレーをひっくり返して裏からみた図を見たとして、コイルを下にした時に右の接点は上のコモン端子、左の接点は下のコモン端子となっています。
(説明がうまくできていませんが、なにぶん違うのです)

見た目がそっくりなので、端子の役割も共通にすれば良いのにね
もしかしたら、海外か日本のどちらが先に作ったのかは解りませんが、後から作った人が作るときに図面だけ見て上からみた図と下からみた図を勘違い(Top view、Bottom view)してしまったのかななんて想像してしまいます。

ソケットが合うからと思って海外向け・国内向けのリレーを間違えて刺しこんだら事故が起こります

また海外向けの物にはアース端子が用意されているものもあります

NKアンバーリレー(日本端子配列)

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NKアンバーリレー

NKリレーのメカ接点部分に不活性ガスを封入したリレーです

6極のプラグイン型で抵抗値がコイル抵抗値が110Ωのリレーに注目してみると(553ページ)
品番は NK6E-110Ω 
NKはシリーズ名、6は6C、110Ωはコイルの電圧のようです
品番は AE3171-44 (AE317144)
とお尻に「44」が追加されています

AE317144 NK6E-110ohm 1975.12.1~1998.11.30

また、NKアンバーリレー AE317144の後継機は
AE317160 で「44」が「66」に変わります
見た目が今までは透明なケースで中の機構が見えていましたが、黄色の樹脂ケースとなり中は見えません。
そのうえで端子面は黒い樹脂で密封されているようです
AE317160 NK6EB-110ohm 1998.9.1~2011.9.1

NKリレーの品番体系 (正確にはメーカーの資料を確認ください)

品番は(AE3 1 71 60など)
AE3:NKリレー(直流型)
形状表示:1(ソルダ・プラグイン型)、2(ソルダ・プラグイン型)、3(プリント型)
接点構成とコイル抵抗:01~26(2C)、31~56(4C)、67~85(6C)
構造:無表示(通常)、44(アンバー(密閉)タイプ)、60(アンバー(密閉)タイプ)

AE4:NKリレー(交流型)
形状表示:2(ソルダ・プラグイン型)、3(プリント型)
接点構成:2(2C)
コイル電圧表示:0(6V)、1(12V)、2(24V)、3(48V)、4(100V)、5(200V)


型番は(NK 6 EB-110Ω など)
シリーズ名:NK
接点極数:2(2C)、4(4C)、6(6C)、2A(2C AC型)
構造:無表示(標準品)、E(アンバーリレー)、EB(アンバーリレー)、G(国際端子配列)
端子形状:無表示(プラグイン型)、S(ソルダ・プラグイン型端子)、P(プリント板型端子)
コイル定格:Ω(コイル抵抗・直流型)、V(コイル電圧・交流型)

NSリレー(日本端子配列?)

NKリレーを調べていましたらNSリレーなるものもあったようです
資料が見当たらないのではっきりとはわかりませんがNKリレーとピン配列は同じで、作動する電圧を基準としていたようです
白い樹脂ケースで中は見えません

詳細は不明ですが数個見た感じですと
品番は(AE2221など)
AE2:NSリレー
形状表示:2(ソルダ・プラグイン型)、3(プリント型)
接点構成:2(2C)、4(4C) 
ただし6Cがあったのかは不明

コイル電圧表示:0(6V)、1(12V)、2(24V)など

型番は(NS2-S-DC12V など)
シリーズ名:NS
接点極数:2(2C)、4(4C) 6極があったのかは資料が無いので不明
端子形状:S(ソルダ・プラグイン型端子)、P(プリント板型端子)
コイル電圧:DC12V、DC24Vなど
ではないかとと思われます

リレーの特性・耐圧などは不明です。

AE2320 NS2-P-6V 1971.2.25~1993.12.1

NKリレー NSリレーの品番羅列

AE3244やAE2241などインターネット検索を画像で行うと似たようなリレーが出て来ます
写真のから読み取った印字と資料を参考にした対応電圧を拾い出してみました
AE3213 170Ω-3150T        :DPDT プラグイン型 DC6V
AE332260 NK2EB-P-2100Ω 10300T :DPDT 密閉構造 プリント板型 DC24V
AE3244 NK4-S-250Ω 3800T    :4PDT プラグイン型 DC12V
AE314460 NK4EB-250Ω 3800T   :4PDT 密閉構造 プラグイン型 DC12V
AE3171 110Ω-2500T        :6PDT プラグイン型 DC12V
AE3271 110Ω-2500T        :6PDT プラグイン型 DC12V
AE317160 NK6EB-110Ω 2500T   :6PDT 密閉構造 プラグイン型 DC12V
AE2221 NS2-S-DC12V :DPDT プラグイン型 DC12V
AE2321 NS2-P-DC12V :DPDT プリント板型 DC12V
AE2222 NS2-S-DC24V :DPDT プラグイン型 DC24V
AE2241 NS4-S-DC12V :4PDT プラグイン型 DC12V
AE2341 NS4-P-DC12V :4PDT プリント板型 DC12V

OMRON(立石電機株式会社)

日本におけるオートメーションの父ともいえる立石一真様が創業された会社

昭和8年5月 (1933)立石一真大阪市都島区東野田に立石電機製作所を創業。
レントゲン写真撮影用タイマの製造を開始(創業年月日 昭和8年5月10日)。
昭和23年5月 (1948) 商号を立石電機株式会社に変更(設立年月日 昭和23年5月19日)。
昭和34年1月 (1959) 商標をOMRONと制定。社憲制定。
平成2年1月 (1990) 社名をオムロン株式会社に変更。

 「オムロン株式会社」は、本社のあった京都・御室(おむろ)の地にちなんで名づけられました。
(参考文献:オムロンホームページ「オムロンの歴史」より)

MH サブミニチュアリレー(日本端子配列)(終了品)

OMRONの社名がまだ立石電機だったころに製造されていたリレーです
1983年3月まで製造されていたようです

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OMRON MH Relay Data Seet

すっきりとした商品構成となっています
操作コイルは定格電圧別となっています
プラグイン型だけを見ると
1極 MH1P DC6V、DC12V、DC18V、DC24V、DC36V
2極 MH2P DC6V、DC12V、DC18V、DC24V、DC36V
      AC6V、AC12V、AC24V、AC50V、AC100V
4極 MH4P DC6V、DC12V、DC18V、DC24V、DC36V、DC48V
6極 MH6P DC6V、DC12V、DC24V、DC48V

となっています。

コイルの消費電力は松下電工のNKと比べて2極4極はオムロンのほうが少なく設定されているようです。
6極については全く同じです

接点の定格

接点の最大通電電流は 1Aとなっています。

MHK 2線巻ラッチングリレー

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通常のリレーはコイルの端子が2つしかありませんが、このリレーは4端子あり外側の2端子がセットコイル、内側の2端子がリセットコイルとなっています。
接点は1接点出力となります

MH-UA- (国際端子配列)

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オムロン MH 海外向け

海外向けのリレーですが、接点電流が1Aに加えて2Aと5Aのものもあったようです
通常のリレーに1極は無いようです
MH6P-UA-DC12
のように、品番の途中に「UA」が追加されます 

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OMRON MH 海外向け2

ピン配列の図がありますが、こちらも松下電工のNKリレー同様、コモン端子が国内向けと入れ替わっていますので、国内向けと間違えてリレーを使用すると事故が起こります

MH1KP-UA- (国際端子配列)

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OMRON MH1KP 海外向けキープリレー

2線巻ラッチングリレーです
通常のリレーはコイルの端子が2つしかありませんが、このリレーは4端子あり外側の2端子がセットコイル、内側の2端子がリセットコイルとなっています。
接点は1接点出力となります
接点最大定格電流は1Aです

富士電機製造株式会社(現:富士電機株式会社)

富士電機と言えば

 富士電機と言えば日本を代表する重電機メーカーの一つです
火力発電所のタービンからUPSまで製造しています
一般的によく見かけるものと言えば街中にある自動販売機ではないでしょうか
缶ジュースから、かつてはあったかいうどんの自販機もありました

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富士電機自動販売

創立総会と社章

富士電機創立総会は、大正12年(1923年)8月22日、古河電気工業会社内で開かれた
(※ホームページによると設立日は8月29日)

社名「富士」は古河の「フ」とシーメンス社の「シ」を採って、日本一の富士山を表象したものである。また社章はシーメンス社の社章にならって、両社の欧字頭文字を組み合わせた図柄とした

大正12年(1923年)9月1日、関東大震災と日を同うして発足

富士電機社史より)

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富士電機製造社章 1923~1978(富士電機社史より)

家電

かつては富士電機も家電を販売していました
扇風機や洗濯機や冷蔵庫、ジューサーなどがあったようです

なお、富士電機製の扇風機につきましては約30年前に製造・販売を中止しており、使用を中止くださるようお願いの案内がホームページに掲載されています。

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富士電機 洗濯機 ジューサ

富士電機社史より)

リレー(ミゼットリレーでは無い)

現在は富士電機機器制御株式会社にて販売されています

制御リレー HH5シリーズ(ミニコントロールリレー)などがあります

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富士電機 HH54P 旧社章

HH54P DC24V です コイルには紫色のテープが巻かれています
ロゴは創立時のものが使用されいる古いものです

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富士電機 HH54PW AC100-110V

現在のHH54PW AC100-110V です プラスチックに裏彫りされたFe のロゴが
薄っすらと見えます
コイルには緑色のテープが巻かれています

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富士電機 HH54P DC100-110V

HH54P-FL DC100-110V です こちらもプラスチックに裏彫りされたFeのロゴが見えます
コイルには濃青色のテープが巻かれています
ベトナム製のようです

ミゼットリレーについては当時制作されていたのかは不明です

富士通信機製造株式会社 (現:富士通株式会社)

設立

富士電機製造株式会社において、昭和8年3月に電話部を新設して翌4月から本格的の制作を開始
(弱電部門第一着手の製品として自動電話交換装置の制作を開始)

昭和10年(1935年)6月20日に新たに富士通信機製造株式会社を設立して、今まで富士電機製造株式会社の業務の一部であった通信機関係の製造販売を分離独立した
 通信機関係を分離して別会社にした理由は、仕事の性質上重電機とは異なって将来労働問題が起きた場合なども、同じ条件では困るであろうし、海に近い川崎では湿気や発錆の問題もあると思われるし、もう一つは東京電気会社との提携関係もあったので、総合経営の長所もあったが思い切って別個の会社にしたのであった。
 富士電機川崎工場内に本社および工場を設けて製造販売を開始した
昭和13年(1938年)10月川崎市小田中に移転
(参考文献:富士電機 社史(昭和32年発行)より)

1967年(昭和42年)6月 「富士通株式会社」に社名を変更
(参考資料:富士通ホームページ 富士通の歩み(沿革)より)

設立当時の社章は富士電機製造と同じ丸の中にfとsを組み合わせたものを使用していた
1935~1978

F.Bv.153 リレー (日本端子配列) (終了品)

このミゼットリレーのブログを書くきっかけの一つのリレーたちです

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富士通ミゼットリレー

左から F.Bv.153f 71/101 、F.Bv.153b 91/101 、F.Bv.153e 31/3
となります

F.Bv.153f 71/101を詳しく見てみる
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富士通 F.Bv.153f 71/101

外の透明ケースには「FUJITSU」の刻印があります
コイルにはfとsを模った富士電機と同じロゴが使用されています
F.Bv.153f 71/101 1100-7700 0.06CuL
と表記されています
4極リレーです

F.Bv.153b 91/101を詳しく見てみる
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富士通 F.Bv.153b 91/101

外の透明ケースには「FUJITSU」の刻印があります
コイルにはfとsを模った富士電機と同じロゴが使用されています
F.Bv.153b 91/101 2100-10000 0.05CuL
と表記されています
4極リレーです

F.Bv.153e 31/3を詳しく見てみる
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富士通 F.Bv.153e 31/3

外の透明ケースにはfとsを模った富士電機と同じロゴの刻印が使用されています
コイルにもfとsを模ったロゴがあります
F.Bv.153e 31/3 250-3800 0.09CuL
と表記されています
2極リレーです

仕様はどうなんだろう?(予想)

ネット上を見ても古すぎて情報がほとんどありません
F.Bv.153はシリーズ名なんでしょうけれど、その次のbとかeとかfが何のことか予想つかない
71/101もアンペアターン(AT)とかを表記しているのだろうか?にしてはおかしな数値?
1100-7700は松下電工の例を見ると1100Ωの7700巻ではないかと予想
コイルの抵抗値を直流抵抗計(テスター)で測定してみると、1.09KΩを指しているのでここだけはあながち間違いではなさそうです
次の0.06CuLについては、Cuは銅の元素記号なのでコイルに巻いてある銅線の直径が0.06mmではないかと予測します

ピンの配列については松下電工の項目にあります「NKリレー 定格 国内端子配列」の写真を参照するとピンのそばに記載されている1~8の数字およびA・B・Cのアルファベットの割り当ては同じ様です

見た目は現在のリレーの多くは接点がベースに近いところにありコモン端子はリード線で接続されているのに対して、ミゼットリレーは接点部分が上にあり金属板を導体として接続されています

実際に動かしてみよう

まずは試しに松下電工のHCリレーを動かしてみる
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松下電工 AP3221K を動かしてみる

松下電工 AP3221Kの仕様は定格電圧DC12Vの2極リレーです
定格励磁電流75mA、コイル抵抗160Ω、定格消費電力0.9W、感動電圧12×0.8=9.6V以下

電圧を0Vから上げていきますと6.4Vで作動しました。(写真左)感動電圧の9.6Vまで余裕があります。
定格電圧であるDC12Vまで電圧を上げました(写真中央)
DC12V時、写真を写す角度が悪いですが電流値は75mAを指しています(写真右)ので、仕様と同じです

F.Bv.153e 31/3を動かしてみる

仕様もよくわからないリレーです。
手掛かりとしては、見た目で2極リレーであること、コイルの表面に記載されている定格は250Ωで線が3800回巻であることです
似たようなリレーを松下電工のNKリレーのカタログで探すと「NK2-S-250Ω AE3214」があります
接点の極数も、コイルの抵抗値も同じですのでこれの定格を参考に電圧をかけて行ってみます
松下電工のカタログ値は感動電流は19mA、感動電圧は5.2V、で注意書きに「定格電流・電圧は感動電流・電圧の1.5~2倍程度でお使いください」とあります。
定格消費電力は0.5Wです

なお、NK2-S-250Ωは「電圧リレーとして使用する場合の該当品番」の「高速度型」において「接点構成2c 仕様DC12V」の項目に挙げられていますので、DC12V用のリレーとして使用できます

0Vから電圧を徐々に上げて行ってみます
(コイルの温度も電流値に関係していますので誤差は出ると思います。
電気をかけ続けることでコイルが温まると電流は少なくなります。
またアナログテスターを使用していますので、読み手の測定誤差もあります。)
(なぜアナログ電流計かと申しましと、手元にある初めてアルバイトして買った三和のデジタルテスターが壊れて電源が入らないためです)

☆5.2Vを印加してみる
感動電流である5.2Vを印加してみます
すでに3.2Vの時点でコイルの磁力によって可動接点は移動しています

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F.Bv.153e 5.2V印加 

5.2V時 約19mAです。
松下電工のカタログ値とほぼ同じです

☆9Vを印加してみる
感動電圧の1.7倍である9Vを印加してみます

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F.Bv.153e 9V印加

9V時 約33mAです

☆12Vを印加してみる
感動電圧の2.3倍である12Vを印加してみます

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F.Bv.153e DC12V印加

12V時 約47mAです
12V×47mA=564mW で、定格の500mWは少々オーバーです

松下電工の高速度型の注意書きに
標準型に比べ、温度上昇値は高くなり仕様周囲温度は狭くなります。また、消費電力も大きくなります。
とありますので、想定の範囲内と思います

☆まとめ
富士通のF.Bv.153e 31/3 を松下電工のカタログ値を参考に動作させてみましたが、意外に合致していて驚きました
(この実験の後、富士通のカタログが手に入ります)

F.Bv.151 F.Bv.153 F.Bv.156 のカタログ

インターネットでミゼットリレーの詳しい資料を探しましたが見つかりませんでした
このミゼットリレーのブログを書き始めて数か月経過していますが、資料を探している中で古本の中に気になるものを見つけました
書籍の写真もなく、一か八かカタログとしては高価でしたが購入してみましたらなんと探していましたミゼットリレーのカタログでした

表紙には
「FUJI MIDGET TYPE RELAY 富士超小型継電器 1961.May VII版 FT-1/7RG」
とあります(昭和36年

このリレーの発売時期はよくわかりませんが、カタログが1961年の物ですので1960年代前後と思われます

F.Bv.151 の種類・構造・仕様番号 (一部 F.Bv.153、F.Bv.156と共通)
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F.Bv.151 Datasheet 1

これを見ましたら、a・b・c、、、などの記号の理由、31/3などの数字の意味が理解できますが
この表が無くては全く理解不能ということがよくわかりました
更に、
 a・・・(Arbeitskontakt)(動作接点)
 r・・・(Ruhekontakt)(静止接点)
 w・・・(Wechselkontakt)(切替接点)
などと書いてあります
英語かと思いきや、ドイツ語のようです。

それぞれ英語や日本語でいうところの、
Relais・・Relay、リレー
a・・a接点、Arbeit Contact、常開接点、NO(Normally Open:ノーマルオープン)、メイク接点
r・・b接点、Brake Contact、常閉接点、NC(Normally Close:ノーマルクローズ)、ブレイク接点
w・・c接点、Changeover Contact、切替接点、トランスファー接点

接点構成にある「gww」という表記の注釈は無いのですが
ドイツ語でGが頭にくる関連ありそうな単語を調べてみました
geschlossen 閉まっている
gleichzeitiges 同時に
geschaltet 切替
gleicher 同じ
gehäuse ケース
getrennten 分離、区切られた、別々の、切り離された
などがあります。
4極のC接点リレーを表しているので
おそらく最後のgetrenntenを用いて、「区切られたⅭ接点・C接点」とでも表しているのかなと想像します

F.Bv.151の取付は端子とは逆の面に、取り付け用のネジ穴があります
端子ははんだづけを前提とされているようです

F.Bv.151 の規格・仕様番号表 (一部 F.Bv.153、F.Bv.156と共通)
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F.Bv.151 Datasheet 2

 規格表にはコイルの定格・接点の耐圧などが書いてあります
 珍しいものに最大動作断続数 100回/秒 というものがありますが、そんなに高速に動くの?そんなわけないですので、動作させる際に省エネのためにON/OFFさせるのか、はたまたほかに意味があるのか、単純に断続しても大丈夫って言いたいだけなのか・・・・無知ですみません
 接点圧力(最小)5g というのも、接点が動いて当たるかどうかだと困るので、一定圧力以上でくっつかないと接触抵抗値にも影響するのでしょう、そこも加味して規定があるのだろうかなと考えさせられます

F.Bv.153、F.Bv.156の資料
f:id:sasukedog:20220110205615j:plainf:id:sasukedog:20220110205623j:plainf:id:sasukedog:20220110205634j:plain
F.Bv.153,F.Bv.156 Datasheet

 F.Bv.153はF.Bv.151をプラグイン型にしたものですので、電気的な仕様および製作系列はF.Bv.151と同じです
また、F.Bv.156はF.Bv.153をスタッド止め型にしたものです

このブログの題材にしているのが、このF.Bv.153となります

松下電工 NKリレーとの比較

実験にてF.Bv.153e 31/3 を松下電工のNK2-S-250Ω AE3214の仕様を参考に動作試験してみましたが、仕様番号(F.Bv.151e 31/3)から表を確認してみますと
C接点が2つ、巻線の抵抗は250Ω、感動電流は19mA 以上です。
情報が非常に少ないですがここまでは全く同じです。
感動電圧などの情報はありません

他に手掛かりはないかとみてみますと
F.Bv.151の規格表とNKリレーの定格との部分を見比べてみますと

2C接点のもので、
最低感動アンペアターンは 72ATで全く同じ
使用動作アンペアターンは 150ATで全く同じ
消費電力は 500mWで全く同じ
開放アンペアターンは15アンペアターンと10アンペアターンで違う
動作時間は 2~8msと10msで違う
接点電流は 0.3Aと2Aで違う 

4C接点のもので、
最低感動アンペアターンは 110ATで全く同じ
使用動作アンペアターンは 200ATで全く同じ
消費電力は 800mWで全く同じ
開放アンペアターンは35アンペアターンと20アンペアターンで違う
動作時間は 2~8msと10msで違う
接点許容電流は 0.3Aと2Aで違う

という結果でして、動作するコイルにつきましては松下電工のNKリレーと似たような仕様のようですのでNKリレーの該当品番で感動電圧などを参考にできるのではないかと考えます。
なお、動作時間を8msにするにはNKリレーのカタログ中の「電圧リレーとしてご使用の場合の該当型番」の高感度型を参考にするとよいと思います。ただし注意があり
「標準型に比べ、温度上昇値は高くなり仕様周囲温度は狭くなります。また、消費電力も大きくなります。」


おそらく富士通のほうが先にリレーを発売していたのではないかと思いますので、当時のことは全く分かりませんので違うかもしれませんが「マネシタ電器」と良い意味で言われていた頃ですので、同じもののようで松下電工の方がより高性能なものを製造していたのではないかと思います。

シーメンス(ドイツ)との関係?

カタログの表記の中に英語ではなくドイツ語での説明がありました
元をたどれば、ドイツのシーメンス社からの技術が元になっている部分もありますので探してみますと、シーメンスにもそっくりなリレーがありました
検索で「Siemens Tris 154」と画像検索するとF.Bv.153にそっくりのリレーが出て来ます
想像の世界ですが、ドイツのシーメンスからの技術で富士通が製造していたのではないかと考えます

日経新聞のコラム「私の履歴書」に稲葉善治様

2022年1月の日経新聞 私の履歴書ファナック会長 稲葉善治様の話が連載されました
昭和20年代富士通信機製造株式会社の様子も描かれています
数値制御の工作機械など、技術の進歩の様子が垣間見れる興味深いお話です

高見澤電機製作所

沿革

1917年(大正6年)9月 高見澤電機商会を設立
1939年(昭和14年)12月 商号を高見澤電機製作所に変更
1962年(昭和37年)8月 東京証券取引所市場第二部に上場
1995年(平成7年)  富士通株式会社と株式会社高見澤電機製作所の共同出資で富士通高見澤コンポーネント株式会社創立
2001年(平成13年)9月 富士通高見澤コンポーネント株式会社と共同し、株式移転により富士通コンポーネントの完全子会社になりました
2001年(平成13年)10月 富士通コンポーネント株式会社に、株式会社高見澤電機製作所及び長野富士通コンポーネント株式会社(旧富士通高見澤コンポーネント株式会社)より管理・営業・技術開発部門を移管し、営業を開始いたしました。
富士通コンポーネントの歴史・創業ストーリー、富士通コンポーネント沿革より一部引用) 

私と高見澤電機製作所との出会い

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高見澤電機製作所の信号用リレー

20年以上前のこととなりますが、当時初めて見た製品のIOユニットにたくさん取り付けてありましたリレーです。
どこのメーカーかと思いましたらTAKAMISAWAと書いてあったと記憶しています。
写真左と中はその時見た製品です。時を経てお役御免となりました。
右の写真は、現在のインターホン内部に搭載されているリレーです。
TAKAMISAWA印のもの2つとF&T印のリレーを見ることができます。
SYリレーについて、昔のものは外装の天部にJAPANと彫り込まれているのに対して、今のものは品番と同じ面にJAPANと印刷されています

ミニリレー MAT4-C (ミゼットリレーではない)

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高見澤電機製作所のMAT4-C

高見澤製作所のこのリレーを見つけるまで、この後に出てくるミゼットリレーのことが全くわかりませんでした。
TAKAMISAWA ELECTRIC CO. LTD. の文字の上部にはメーカーロゴと品番が書かれています
このメーカーロゴ、ローマ字のTとEを横にしたものを組み合わせているものを丸い形状に描いているように見えます
この社章がどこのメーカーかわからず、ずいぶんと探しました

ミゼットリレー (日本端子配列) (終了品)

MQ-408を詳しく見てみる
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TAKAMISAWA MQ-408 その1

MQ-408と書かれたミゼットリレーです
高見沢電機製作所と明記されているわけではありません
ただカバーとコイルに上の項目のリレー「MAT4-C」と同じ社章が刻まれていますので、高見沢電機製作所製のミゼットリレーであると判断しました
底面の足の部分にピンアサインを示す番号や記号は刻まれていません

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TAKAMISAWA MQ-408 その2

コイルには「MQ-408 48V 2300Ω」と記載されています
4極リレーとなります
他社の物より、背が高いように見えます

MQ-507を詳しく見てみる
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TAKAMISAWA MQ-507 その1

MQ-507と書かれたリレーです。
他社とは違い、2極リレーにもかかわらず、4極リレーと同じ大きさです。
4極リレーから2接点分部品が無いような作りです

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TAKAMISAWA MQ-507 その2

コイルには「MQ-507 100V 10000Ω」と記載されています
2極リレーとなります

カバーは小さなねじで固定されています
ネジを外すと簡単にカバーは外すことができました

MQ-408を動かしてみる

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MQ-408 DC48V印加

MQ-408のデータシートがありませんので、コイルに記載されているDC48Vを印加してみます
電流は18mA程度流れました

MQ-507については手元の電源装置が対応できないので、未計測となります

MQ-303 MQ-307 MQ-308 MQ-408 MQ-507の品番を考える

MQが何の略なのかはわかりません
ネットオークションなどの写真を探し出すと数字の頭は電圧を意味し
3・・・DC24V 600Ω
4・・・DC48V 2300Ω
5・・・DC100V 10000Ω

そのあとに続く番号
03・・・    
07・・・2極 ツイン接点
08・・・4極 ツイン接点
08-2・・・4極
ではないかと推測します

他の電圧や、接点構成があるのかは不明です
富士通などとは基本構造は同じものの、コイル性能などはまた違った趣向のミゼットリレーのようです

旭通信製作所(ATS)

旭通信製作所というメーカーもあるようです
失礼ながら、今現在もあるのかはわかりません
検索すると、主に同軸リレーの分野が得意のようです

MR-201Bを詳しく見てみる(ミゼットリレーではない)

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旭通信機 MR-201B その1

高周波リレーのようで、アルミのケースでシールドされています
2極の接点を有しています
DC12V 70mAで作動するようです

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旭通信機 その2

8本のピンが出ており、2つはコイル残りは2極の接点です

MR-53fm 51/101 635Ω (ミゼットリレー)

画像検索で 「ATS MR-53fm」と検索すると富士通のF.Bv153f 51/101とともに出て来ました
写真を見比べてみると、見た目の細かいところは違いますがほぼ同じ構成のようです。
何よりこの「51/101」の部分は富士通独自のものと思っていましたがどうなんでしょう。
品番も似通っていますので何かしらつながりがあったのでしょうか?

Potter & Brumfield  (海外のリレーメーカー)

ミゼットリレー (R10シリーズ)

OMRON MH4PやMH6P(サブミニチュアリレー) とよく似ていますが、ピンの配列(ピンアサイン)が異なっています
海外向けの OMRON MH4P-UA松下電工の国際端子配列 K4-24(AE3440)とピン配列は同じではないかと思います

検索すると画像がいくつも出て来ます。一例を書き出すと
R10-E1550-2 R10A-E1-Y6-S1.275K 767003 24V DC 2 AMP 30V DC Mexico
R10-E1-Z6-V430 24VDC MEXICO
R10-E1-X2-S800 12V DC

などが出て来ます
いまでもTE(タイコ エレクトロニクス)よりリレーは発売されているようです

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Potter & Burmfield Relay

Potter & Brumfield ミニリレー (KHシリーズ)

OMRON で言うと MY4に相当するリレーと思われます
アメリカで特許を取っているのかな?と思われます

Potter & Brumfield KH4703-1 24V DC  1/10 HP,3A 120VAC  3A 28 V DC RES PATENTED U.S.A.

P&B DIV., A.M.F. KH4695-1 120V 50/60Hz 1/10 HP,3A 120VAC  3A 28 V DC RES PATENTED U.S.A.

AMF POTTER &BRMFIELD KH5543 24V DC 1/10 HP,3A 120VAC  3A 28 V DC RES. MADE IN U.S.A. PATENTED

八重洲無線 FT-101

ミゼットリレーそのものの話ではないですが
八重洲無線という通信機メーカーがあります
その中でも名機と言われているFT-101「ワンノーワン」の中にもリレーが使われています
電圧を切り替えているリレーに松下電工のAE3171もしくはAE3271が採用さてているようです。代替品としては松下電工AE317160、オムロンのMH6Pがありますがどれも廃番のようです
海外製のリレーを使った記事もありましたが、ピンの配列は同じでも内部回路が違うので配線の接続変更をしなければいけなく難易度が高いようです

もう一つアンテナを切り替えるのにリレーが使われていて、オムロンのMX2Pです
こちらは2極リレーで2接点のうち1接点を使用しているようです
こちらも代替リレーには苦労しているようです



知り合いの方が当時FT-101のフルラインを所有されていたのを懐かしく思い出します。カーキー色のジャンバーをいつも着られているとても優しいかたで色々教えていただきました。
大変お世話になった方で、今の私があるのもこの方のおかげです。2020年サイレントキーとなられたようで残念です。

さいごに

 ミゼットリレーとともにリレーの動きや、いろいろなメーカーの歴史も知る良い機会となりました。
古いリレーでわからないことも多いですが、何かの参考になれば幸いです。
長文最後までご覧いただきありがとうございます。


2021/09/19/230000

sasukedog.hatenablog.jp

100均のジェル状カビ落としを使ってみた

お掃除のお供にカビ取り洗剤

年末に家のお掃除をした方も多かったのではないでしょうか
お風呂掃除のときなど、カビキラーなどの噴射型の液体カビ取り洗剤を使うこともあるかと思いますが
ジェル状のカビ取り洗剤を100円均一ショップ キャン★ドゥにて発見しましたので使用してみました

外観

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ジェル状カビ取り洗剤

その名も「カビ落としジェル」です
内容量は約150g
浴室のタイル目地、シリコンコーキング・ゴムパッキン、シャワーカーテン
などに使いやすいようです

使用してみる

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カビ取りジェル 使用前・使用中

※使用前に製品に記載されている注意事項などをご確認ください

台所の蛇口の所が汚れているので使用してみます
塗る前に簡単に掃除し、キッチンペーパーで拭いて水気を除去しました(左の写真)
製品の透明キャップを取り逆さにしてボトルを押しながら塗布していきます
少し塗りすぎたかもしれません(右の写真)
なんだかアメリカンなマスタードをホットドックにかける感覚です。

噴霧するタイプと違って匂いはさほど気になりませんが、換気は大切です

製品には約30分おいてからブラシで擦って洗い流すように記載されています
(ひどいカビ汚れの場合にはジェルを多めに塗り、時間を長くおいてから洗い流してくださいとあります)
が、リレーのブログを書いていて気づいたら4時間経っていましたw

放置後

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左の写真は4時間後です
液体洗剤だとすでに乾いていると思いますが、多く塗っていたためジェル自体に変化は感じられません
そして、カビの黒ずみが薄くなっています
洗い流す前に、塗りすぎたジェルをキッチンペーパーでいったん除去し
スポンジでこすり洗い流しました(右の写真)
コーキング塗りたてとまではいきませんでしたが、見違えるようにきれいになりました

感想

多くの場合は噴霧型のカビ取り洗剤で対応できると思いますが
長時間置いておきたい箇所にはジェル状のほうが適していると感じました
それほど多用することは無いかなと思いますが、1本あると便利そうです

他ではジェル状のカビ取り洗剤見たことがありませんでしたが、便利に使うことができました。
100均侮れません