素人がスピーカとドアホンのインピーダンスを測定してみる!
アナログテスターをスピーカの端子に当ててみる
アナログテスターを抵抗レンジの×1レンジに合わせて、スピーカの端子に当ててみると「ガリガリッ」と言う音がして、テスターの針が動き値を示した
デジタルテスターでは、ガリガリって言う音は聞こえにくいです
使用したスピーカは東京コーン紙製作所(TOP TONE)の8Ω 0.2w 直径57mm
テスターの針は約7Ωを示している
本来スピーカに書いてある8Ωと言うのは交流時の抵抗値(インピーダンス)であり、ここで使用したテスターは直流で測定しているのでスピーカのボイスコイルが断線しているかの判断はできるかと思います。ただし、直流の抵抗値がインピーダンスの値と似たような数値になるように設計されていると言う説もありますので、手元にあるスピーカのインピーダンスと直流抵抗を測定してみたいとおもいます
オーディオのインピーダンス測定にあたって
TOA のインピーダンスメーター ZM-104Aでスピーカのインピーダンスを測定していくのですが、ネットを見ていると気になる記事がありました
とても参考になりますので是非リンク先を見ていただければと思います
ameblo.jp
上記の内容を読むと、ZM-104Aではスピーカの定格インピーダンスではなく、発振周波数1KHz時のインピーダンスが測定できる様です
実際にスピーカのインピーダンスと抵抗値を測定してみる
写真の左側はインピーダンスメーターで、写真の右側はデジタルテスター(直流電圧で)の測定です。
どちらも興味本位に素人が測ってみただけですのでご了承ください
○100円ショップで以前購入したスピーカーを分解してみます。
32Ω 0.25W 直径57mm
○100円ショップで最近購入したスピーカーを分解
4Ω 1W 直径57mm
○電子パーツ店で購入したパイオニアの8Ω 0.5W 直径77mm
○電子パーツ店で購入した東京コーン紙製作所(TOP TONE)の8Ω 0.2w 直径57mm
ここで測定したスピーカでの結果はインピーダンス計では若干高い数値を、テスターでは若干低い数値を示した
ユーチューブでみたスピーカー修理の内容を測定
ユーチューブなどでアイホンのIF-DA ドアホン修理のスピーカで本来20Ωのインピーダンスの物が使用されているけれども入手が難しいので、8Ωのスピーカに8.2Ωの抵抗を直列に挿れてみたというのを見かけたので試してみました
気休めかもしれませんが、目的のインピーダンスになっています
○アイホンのドアホンIF-DAに内蔵されているスピーカー
メーカーわかりませんが 60-H 20Ω 0.2W 直径57mm
ドアホンに組み込まれたままですが配線は切断してスピーカのみ測定しています
○アイホンの内蔵スピーカ2個を並列・直列で測定してみる
2台並列だと22Ωの半分の11Ω、直列だと22Ωの倍の44Ωです
教科書通りの結果(^ ^)
ドアホン本体をそのまま測定してみる
よくドアホンのインピーダンス600Ωなんてのが書いてありますが、測定できるのでしょうか?
○アイホンのドアホンIF-DAの接続端子でためしてみる
デジタルテスターでは無限大でした
○松下電工のEJ503ANの通話用接続端子で試してみる
デジタルテスターは一瞬数値が動いたあと無限大になります
ビックリしたことにEJ503ANが公称出力インピーダンスと同じ600Ωを指したことは偶然なのか本当に測れたのか戸惑っております
アイホンのIF-DAは通話の接続端子では600Ωとは違う数値でしたが、通話回路に位置表示灯のLEDが接続されているのに対して、松下電工は位置表示灯は別配線での接続と言うのも関係しているかもしれません