テスターといえばまずはアナログテスター
幼少の頃テスターといえば父親が持っていた三和電気計器のSP-10Dを使って乾電池の電圧を測ったりしていました
学生の頃測定器メーカーといえば私のなかでは三和電気計器一択でしたので、当時発売していたSP-15Dを入手しました
直感的にわかる!
最近ではコンパクトで値が直読みできるデジタルテスターを使用することが多いですが、修理などで瞬間的や継続的に電圧や抵抗値の変化を直感的に知ることが必要な時にはデジタルテスターでは対応が難しいのでやはりアナログテスターの出番となります
デジタルテスターですと、数字の変化が大きいと数値が変わるたびに目で読み取るのが大変です。増えたり減ったりランダムな変化の場合、数値だけだとわかりづらいものがあります
アナログテスターの針の変化だと、良い方に変化したのか悪化したのか感覚的にわかります。
設備の故障箇所の探索に
例えば10KΩの抵抗値が検出されるはずなのに、ショート(オープンの場合も同様に)しかかっているのでテスターを計測状態でテスト棒にワニグチクリップを取り付けて、測定する配線に取り付けます。
この状態のまま配線や器具をさわっていっていき針が変化するところを探して行き、変化したところの配線や器具を詳細に確認すると原因となる箇所が判明できたことがあります
この時には、針の振れを見る人と器具や配線を触る人と2人で手分けして作業します
ACアダプタの電圧が出ないので電圧計で測定状態にしてコードをさわっていたらコネクタの根もとで針が振れて、断線箇所がわかったなどの使用もできます