さすけ のインターホン ブログ

趣味のインターホンに関することを中心に書き綴って行きます

【備忘録】マンションインターホンの修理を徒然なるままに。2023年7月23日

はじめに

 インターホンの修理の事例を徒然なるままに描き出します。

おねがい

 ブログのこの記事は修理の事例を備忘録として書いております。
原因調査は私が試行しているもので、勘違いや間違ったやり方をしているものもあると思いますのでご了承ください。
人それぞれやり方があります。他にも素晴らしい方法や優れた機械もあると思います。

一般的に故障の原因もさまざまで、機器が壊れてしまっていたり配線がショートや断線などの障害が起きている場合です。
配線のショートや断線はその箇所がわかれば対応も考えられるとおもいます。
機器の中でも部品の故障で手に入るものでしたら交換で修理できるものもありますが、インターホン親機などの機器が故障していることに起因しているものは手が出せずメーカー対応に頼らざるを得ない状況です。すでに廃番となり期間が経過している場合メーカーでも修理できないこととなります。
ここに紹介しているのは修理で成功した事例で治らない場合もありました。

修理に伺っても治らない、原因がわからないという事も多いのではないでしょうか。ご不便をおかけしている方には心苦しいですがご容赦いただけますようお願いします。

注意

 修理する際に、修理する機械だけでなく連動する機械が警報を発したり起動したりする場合がありますので、現地の状況を十分に理解して対策を講じた上で修理を行う必要があります。
 実際に作業には各種資格が必要なものもあります。

パナソニックSHVT4222エラーメッセージのごく一部の概略

E21 感知器断線
E22 ガス異常
E23 住戸電源断
E24 住戸電源断
E44 共用部感知器配線断線
E71 ロビー伝送異常
E72 副監視盤伝送異常

パナソニック統合盤 SHVT4222 20戸エラー、E24、F-01 E67

パナソニック 統合盤 エラー E24

【障害内容】
 パナソニックの統合盤SHV4222でE24とF-01 E67エラーが出るというもの
 住戸数が150戸ほどあるためシステムに信号増幅器が1台入っている。
統合盤標準で信号(映像はまた別の話)は100戸まで100戸増えるごとに信号増幅器が必要。

【エラー参考】
E24 は住戸電源断。住宅情報盤の交流電源が切れていないか?伝送配線が切断していないか?アドレスが正しく設定されているか?アドレスが重複設定されていないか?

F-01 は信号増幅器1の、増幅器交流電源断・増幅器伝送異常・増幅器余分・増幅器電圧異常・増幅器電池未接続・増幅器信号線短絡。

E67 は増幅器信号線短絡。信号増幅器の住戸系統2出力配線が短絡または絶縁劣化していないか?


【経緯】
エラーがまれに起こり、エラーが起こるとランダムな部屋番号のE24が発生する。
調査に行った時にはエラーが復旧している。

調査の結果、信号増幅器の不良と判断して交換した。
ところが、信号増幅器とバッテリーを交換しても またエラーが起こり原因がわからないため、当方が呼ばれた。

【状況】
何度かE24が起こり、履歴が書き残されていた。
これを見ると、20部屋の番号が残っていたが重複する番号があるものの毎回番号はばらばら。
ただ映像分配器の系統をすべて調べそこに接続されている部屋番号を確認し、精査すると全て信号増幅器1の住戸系統2出力に接続されている部屋番号であった。
映像分配器の系統にどの住戸が接続されているか調べるには、出力の1つを抜き通信エラーが発生する住戸を控える。通信障害が起こったら結線を戻す。これを全系統で行う。

後から考えると本来信号増幅器の系統2に接続されている部屋番号が全て履歴に出れば良いがおそらく新しい20件しか表示できないのでないかと考える。

映像分配器から出力される信号線SG/SGの抵抗値を映像分配器から外してすべて測定してみた。

抵抗×100レンジにてSG/SGの抵抗測定

ほとんどの系統が抵抗値を測ると18KΩ(写真左)や16KΩ(写真中央、8住戸接続)付近だったのが1系統だけ1.2KΩ(写真右)だった。14KΩの時は12戸接続。
この1.2KΩの系統は信号増幅器1を経由したものである。(エラーメッセージ通り)
この系統が障害の原因と考えた。

【対処】
幹線で映像分配器から辿って最初に接続されている住戸で切り離して、映像分配器〜住戸アダプター間の抵抗を測定したところ低い抵抗であった。
住戸で切り離した先の他の住戸が接続されている縦系統の抵抗値を測定してみたがこちらは問題なさそうだった。
幹線の最初の住戸までの配線が50m以上ありルートも不明。幸い配線が3Pで必要なのは2Pだったので、余っている配線の抵抗を調べたところ問題なかった。もう1pr使われている配線も問題なかったのが確認できたので、絶縁が悪い1prを外して接続。
様子を見てもらったが以後問題はない。

【総括】
SG/SGは信号増幅器出力ごとに接続されている映像分配器全てに内部で繋がってるので、1系統の絶縁不良でその信号増幅器出力の信号線短絡となる。
信号増幅器と映像分配器の役割や関係を理解しておく必要がありそう。

設計の段階で予備の配線ペアを用意しておくのは大事と思う出来事でもあった。

パナソニック統合盤 SHVT4222 1戸エラー E24

SHVT4222 E24

【障害内容】
1住戸集合玄関機から呼び出しできない。
統合盤にてその住戸のE24が出ている

【エラー参考】
E24 は住戸電源断。住宅情報盤の交流電源が切れていないか?伝送配線が切断していないか?アドレスが正しく設定されているか?アドレスが重複設定されていないか?

【状況】
仕組みとして統合盤よりSG/SGには通信の電圧が出力されている。

障害の出ている住戸前のドアホンを開けると水気があり。
住戸の1分岐器(SHV2112)の住戸へつながるSG/SGの分岐出力に電圧が出力されていない。次の部屋へ接続されている出力は大丈夫。

SHV2112

中を開けてみると基盤の部品が水気で腐食していた。ジャンパー抵抗部の腐食。

【対処】
SHV2112の新品を用意して交換。
交換の際にSHV2112が入っていたビニールをかけたままとして水が上から入り込まないように工夫した。
動作正常となった。

現在、SHV2112は廃番。相当品(互換性無)ではなく保守部品のSHV21124000を使用すること。

SGラインだけなら他の対処方法もあるが、基盤自体が損傷を受けている可能性があるので、ユニット交換とする。

パナソニック統合盤 SHVT4222K 1戸エラー E24

【障害内容】
1住戸集合玄関機から呼び出しできない。
統合盤にてその住戸のE24が出ている

【エラー参考】
E24 は住戸電源断。住宅情報盤の交流電源が切れていないか?伝送配線が切断していないか?アドレスが正しく設定されているか?アドレスが重複設定されていないか?

【状況】
仕組みとして統合盤よりSG/SGには通信の電圧が出力されている。

障害の出ている住戸前のドアホンを開けるるが特に異常なし。
住戸の1分岐器(SHV2111)の住戸へつながるSG/SGの分岐出力に電圧が出力されていない。次の部屋へ接続されている出力は大丈夫。

SHV2111

中を開けてみるが特に見た目の異常はない。基盤面にてテスターで導通を当たってみるとやはり断線している。おそらく一番右下の抵抗で隠れているあたりのパターンが腐食して断線しているのではないかと推察。

【対処】
SHV2111の新品を用意して交換。

現在、SHV2111は廃番。相当品(互換性無)ではなく保守部品のSHV21114000を使用すること。
売店に問い合わせてもSHV2111は廃番で手に入らない。互換性の無い相当品しかないとの案内。
 踏み込んで確認してもらえるところがあるのかわからないが、現在問合せできるところでは自力で互換性のある部品があるのか探し出し解決するしかない状況。

SHV21114000

SGラインだけなら他の対処方法もあるが、基盤自体が損傷を受けている可能性があるので、ユニット交換とする。

パナソニック統合盤 SHVT4222 1戸エラー E21 E23 その1

E21 E23

【障害内容】
住戸から警報音が鳴り統合盤でE21が出ている。
音停止してもまた警報が出るので、住宅情報盤の電源を落とした。(E23)

【エラー参考】
E21 は感知器断線。住宅情報盤に接続された感知器配線が断線していないか?終端抵抗が接続されているか?指定以外の終端抵抗器が接続されていないか?

E23 (住戸電源断) 住宅情報盤の交流電源が切れていないか?

【状況】
障害が出ている住戸前のドアホンを開けると水気があり、感知器の配線が腐食している。
引っ張るとぽろっと取れた。
断線していた模様。

配線断線

【処置】
配線をはんだで接続し直し防水テープで保護。
試験良好

パナソニック統合盤 SHVT4222 1戸エラー E21 E23 その2

【障害内容】
住戸から警報音が鳴り統合盤でE21が出ている。
音停止してもまた警報が出るので、住宅情報盤の電源を落とした。(E23)

【エラー参考】
E21 は感知器断線。住宅情報盤に接続された感知器配線が断線していないか?終端抵抗が接続されているか?指定以外の終端抵抗器が接続されていないか?

E23 (住戸電源断) 住宅情報盤の交流電源が切れていないか?

【状況】
障害が出ている住戸前のドアホンを開けると水気は無いが、終端抵抗が腐食している。

抵抗腐食

本来3KΩの抵抗が、腐食して4.2KΩとなっている。

【処置】

新品の終端抵抗(3KΩ)に交換。
動作復旧

松下電工 SHWB17421W 非火災警報 N型 住戸用自火報親機

【障害内容】
住戸親機から火災警報が鳴り続けている。

【状況】
障害が出ている住戸親機のSL・SCをはずして抵抗値を測定すると本来3.0KΩのはずが1.0KΩしかなかった。

障害が出ている住戸前のドアホンを開けると水気があり感知器の配線に緑青が吹いている。
壁面の高圧洗浄により水がドアホン裏面に入ったと思われるが、緑青を吹いており普段の雨でも不安定な状況であったのではないかと推測される。

抵抗レンジ×100。配線の不具合、外皮との境目部分。


【処置】
配線をはんだで接続し直し、防水テープにて保護。
動作復旧

パナソニック統合盤 SHVT4222K 1戸 非火災警報 BGHC422091

【障害内容】
住戸から警報音が鳴り統合盤でも火災警報が出る。
実際の火災は起きていない。
見に行った時は復旧していたが、数時間おきに警報が出る。
統合盤でのエラーは出ていない。

【状況】
障害が出ている住戸前のドアホンを開けると配線がおかしいとか水気があるだろうと気持ちが緩んでいたが、しかし開けてびっくり配線も正常で水気も無く青ざめた。

【調査】
行った時が復旧していたこともあり、感知器のランプが点灯することも無く目視での問題はない。

住宅情報盤の火災断線機能の停止ディップスイッチをONにし、SL・SCを外して抵抗を測ると3KΩより少し下回った2.8KΩ程。デジタルテスターでも2.9KΩだったと記憶している。おかしいなと思い0Ω調整を再度かけるが正しかった。写真に撮っておけばよかった。(この数値はドアホンの遠隔試験中継器も経由しています)

2人で作業を行う。
テスターをSL・SCにぶら下げたまま一人がテスターを見ながらもうひとりで感知器を天井から外して配線を触るが変化なし。配線も天井内も綺麗な状態。

途中にある一つの感知器を配線から外してみると終端抵抗(3KΩ)も外れた状態となったにもかかわらず6KΩ程の抵抗値となった。

抵抗測定×100レンジ

このまましばらく見ていると、針が20KΩのあたりへ抵抗値がドリフトしていきます。するとまた6KΩのあたりへ変化していきます。
どこかにおかしい感知器があるのかと感知器を外して配線をスルー接続していき、1つの感知器を外すと高い抵抗値となりました。

抵抗レンジ×100。3個の感知器だと20KΩ(左)。4個の感知器だと17KΩ(右)

終端抵抗が無い状態で、正常と思われる感知器を3つ接続すると20KΩ、感知器を4つ接続すると17KΩとなりました。
接点式の感知器ではないため、内部回路があるためにある程度の抵抗値が現れ、接続する個数によって抵抗値は低くなるようです。

【処置】

抵抗値3KΩ

ひとまず抵抗値のおかしい感知器の配線を外し様子を見ていただくこととしました。

感知器を接続して抵抗値を測ったところ3KΩが測定されました。(中継器含む)
感知器は設置後13年経過しています。
数日経過後確認しましたが、落ち着いているとのことです。

【参考】
ホーチキなどほかのメーカーにて中継器(外部試験)を経由して抵抗を測定してもうまく測れないことがあります。

NAIS 松下電工の住宅情報盤の画面が真っ白で見えない。

【症状】
松下電工の住宅情報盤で来客対応時に、音声などは正常だが画面が真っ白で見えない。

【試してみる事】
本体下部の側面の右端の普段では見えないところに画面の明るさのボリュームがある。
しゃがんで見上げるとわかるかもしれない。

これを何度も変化させると治るかもしれない。

画面の明るさ調整ボリューム

アイホン VG-3KU の障害表示

VG-3KUの障害

障害の表示灯が点灯することがあります。
この機種は火災の配線障害なのか、ガスの配線障害なのか判断が付きません。
調査した結果、この時はガス警報器の取付ベースとガス警報器本体の接触不良でした。

アイホン VH-RMB ガス警報器の断線警報 (ガス警報器本体の不良)

【障害内容】
VH-RMBからガスの断線警報が出るとのこと。
ガス警報器の電源は入っている。

【調査】
インターホン親機のG+G-を外して、有電圧信号(正常時DC5V)が出ているか確認したが電圧が出ていない。

ガス警報器ベースの配線の導通を確認

断線かと思い、配線の導通を確認したが問題なし。

ガス警報器のベースの問題かと思い、どう試験しようかと考えたが、持って行っていた正常なガス警報器を取り付けてみたところ、有電圧信号を確認でき接触も問題なかった。

念のため持参していたガス警報器ベースに、疑いのあるガス警報器を取り付けてみたが有電圧信号を確認できず、取り付けてあったガス警報器の有電圧出力故障と判断した。
なおガス警報器の試験釦を押すと正常の判断となる。

【結果】
ガス警報器の有電圧出力の故障。

【処置】
ガス会社に対応して頂くようにお願いしました。

アイホン VH-3KVT とホーチキ外部試験対応感知器にて非火災報

【障害内容】
 非火災警報が頻繁になる。

【調査】
インターホン親機にてSL・SCを外して抵抗を測るが、終端抵抗の4.7KΩは測定できない。
これは、中継器(アイホンのドアホン)にて低い抵抗値が検出されるためですが、正常です。

ですので、ドアホンの所で感知器の抵抗を測るが値に問題なし。

色々と試験するが問題なく、外部試験をしてみたところエラーが出ている感知器が1つあった。

感知器エラー(左)。正常だとランプが2回点滅(右)

単独で感知器の試験をしてもエラーとなる。(写真左)
ちなみに正常な感知器の試験をすると、確認灯が2回点滅しアドレスが表示される。(写真右)
このエラーが出る感知器を外してしばらく様子を見たが非火災警報は確認できなかった。

【原因】
感知器の故障。外部試験にてエラーが出た。

【参考】
外部試験でエラーが出ないが感知器が誤作動する事例もある(確認灯が勝手に点灯する)ので、あくまで一つの事例。
ホーチキの場合CHR-1(3線式中継器)が原因の疑いの事もあった。

さいごに

過去の対処を徒然なるままに書き出してみました。
あくまで事例です、障害対応の際の参考になれば幸いです
策に溺れて失敗することもしばしばあります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

よかったら過去のブログも見てください

sasukedog.hatenablog.jp

2023/07/17/0422

門扉用の電気錠 GOAL P-EGLL 5 とパナソニックのEK3740Kを見比べてみる。National MM2 EK3741 EK3742

はじめに

 既存の昔ながらの黒い門扉に電気錠を取り付ける事となりました。門扉と言えばやはりパナソニックのEK3740Kだなと思っていたのですが、ドアクローザーもついて無く空錠(施解錠機能は無く 風などでドアが開かなくするもので、ドアノブを回すなどして扉を開けるもの)が別途必要とのこと。空錠が不要な門扉用電気錠を探しましたところ、GOALのEGLL(現行品)が合いそうだという結論になりました。
このEGLL 未確認ではありますが、錠前のケース部分はプッシュプルハンドル付き電気錠EK3741(廃番)とよく似ています。すでにEK3741関連の部品は手に入りませんのでもしEK3741のケース(電線がつながっている錠前本体部分)が調子悪い場合に使えるものなのか判断する材料にもなればとおもいます。
申し訳ありませんが手元にEK3741が無いので互換性があるのかの判断まではつきません。

おねがい

 正確な情報を心がけていますが、間違った内容が含まれている可能性がありますので、予めご了承ください。
 個人的興味の元、ブログを書いております。参考にされる際には自己責任にてお願いいたします。

機器構成

 今回取り付ける機器は、GOAL P-EGLL-5で内側はコインロックではなくサムターンとしました。(コインロック式はP-EGLL-54です。)こちらの扉は表から容易に手が入る構造ではないためです。電気的に施解錠する電気錠操作押釦の設置は見送りました。
 通電金具はGOAL純正のRCL-1FTなどではなく、パナソニックのEK9084としました。色合いや見た目が門扉にしっくりくるためです。また、扉を開いたときの門扉と壁の隙間が少ない事もあり、現物を当ててみての取付位置の判断も致しました。
 電気錠制御盤はGOALのRCB-601-Nを埋め込んで取り付ける事が困難でしたので、パナソニックのWQN4503Wを選びました。

通電金具 パナソニック EK9084

通電金具 EK9084 その1
通電金具 EK9084 その2

 通電金具です、片側は黒の四角いプレートから配線が出ており扉内を通す用の配線の余長があります。スプリング状のコイルの中を配線が通ってスイッチボックス用の金属プレートに取り付けられた四角いプレートとつながれています。建物から来た電線とつなぐだけの配線が出ています。
 箱のラベルには、品番:EK9084、品名:通電金具、備考:EK3740 EK3741 EK3742 と明記されています。

門扉用電気錠 GOAL P-EGLL-5 を見てみる

GOAL P-EGLL-5 その1

 箱を開けると、ケース・レバー・シリンダー・サムターン・ストライク・ねじが出て来ます。
ケースには2芯の配線とその先には2ピンのコネクタ(美和ロックの電気錠でもよく見かけるもの、オス側)が取り付けてありますが、接続する先のメス側のコネクタ(2ジガワコード2R)は付属していません。

 フロントは黒染めのプレートになっており「GOAL EGL」と刻まれています。

 レバーの貫通部分は四角い軸を通すようになっていますが、その上下には横長の溝が切ってあり中の機構を押すとレバーを操作したように四角い穴も回転します。この溝がナショナルのEK3741、EK3742のプッシュプルハンドルに対応できるのではないかなと思いますが、いかがでしょうか?
 レバーを操作してもロッキングボルト(グレーの三角にとがった突起の大きい方)が引っ込むわけでは無く、ロッキングボルトが自由に動くようになります。レバーを下げても思うほど下がらずしてロッキングボルトが自由に動きます。
他ではあまり見ない機構となっています。

GOAL P-EGLL-5 その2

ケースにレバーを付けてみました。右の写真はレバーとシリンダーを付けストライクを配置してみました。

GOAL P-EGLL-5 その3

シリンダーはGOALのピンシリンダーが付いています。ケースの施解錠する軸はマイナスの棒形状となっています。サムターン側でよくあるものは先端が+形状となっていますが、このサムターンはマイナス棒形状となっており、施解錠する際には少し空転したのちテンションがかかり施錠・解錠します。
 施錠はデッドボルトが出るタイプではなくロッキングボルトが動かなくなるようにケース内に突起物が出ます。この際にレバーハンドルも固定されて動かなくなります。
 尚、開閉信号はロッキングボルトの上にありますトリガーを押すことにより閉扉信号が入ります。

GOAL P-EGLL-5 その4

左がGOAL EGLL 右がPanasonic EK3740Kです。
パット見た目はよく似ていますが、機構が違います。

フロントパネルの色はEGLLは黒に対して、EK3740Kはステンレスの生地色。
底面側面ともによく似ていますが、EK3740Kはレバーハンドルや押板を取り付けて動かす機構がありません。レバー取り付け部分の穴のところをよく見ると違いが判るでしょうか?

GOAL P-EGLL-5 その5

左がGOAL EGLL 右がPanasonic EK3740Kです。
フロントのネジを外してパネルを取ると筐体が出て来ます。この状態でロッキングボルトを取り外して向きを変えたり、ラッチの向きを変えて扉の開き方向に対応します。
 ロッキングボルトを抜いて中を見るとEGLLには細長い突起が2本出ていますが、EK3740Kには出ていません。EGLLのレバーハンドルを操作するとこの突起は引っ込みます。また、外したロッキングボルトの側面を見ますと溝が掘ってあり、使用する状態でこのロッキングボルトは溝に突起がはまって真っすぐ引っ込むことしかできなくなります。扉を閉めると風圧などでは勝手に開かなくなります。ロッキングボルト自体を見比べてみるとEGLLとEK3740Kでは同じものに見えます。

EK3740にはこの突起が無いので風圧などで扉が開く可能性があるので、空錠との組み合わせが必須です。取り付けられるのであればドアクローザーがあっても良いかもしれません。

 一番右はロッキングボルトが差し込んである穴の上部に四角い突起物が出ています。これは施錠した場合にロッキングボルトが引っ込まないように固定するものとなります。扉を閉めてラッチが引っ込んだ状態でなおかつ、ロッキングボルトがストライクの穴の中に出きった状態のときに施錠すると出ます。

P-EGLL-5を取り付けてみる

P-EGLL-5

 門扉に取り付けてみましたが、色合いも調和がとれており動作もスムーズで良かったのではないでしょうか。

【参考】ナショナル National MM2

MM2

フロントにMM2と刻印されたものです
中を見ていないのではっきりしたことが言えないのですが、EK3741なのかな?と思っています。

 画像検索するとサッシメーカー向けなのかわかりませんが、EK3743B091やEK3823B091やKUH60など気になる商品が出て来ます。電気錠は専用防水コネクタの加工がされているようです。(出てくる商品は架空販売サイトの可能性がありますので注意が必要です)

さいごに

 P-EGLL-5とEK3740Kを見比べてみました。
EGLL-5とEK3740Kは互換性がありませんが、EGLLとEK3741は中のケース部分の互換性があれば良いなと思った次第です。
 このブログがどなたさまかのお役に立てれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。


こちらの関連記事も参考になればと思います。
sasukedog.hatenablog.jp

sasukedog.hatenablog.jp



2023/07/09/123740

パナソニック 松下通信工業の(ロットナンバー、LOT)製造番号の読み方の予想と松下電工の製造年月

はじめに

 修理などで現場に伺ったときに、製品の生まれた年月って結構気になるものです。
あからさまに書いてあれば良いのですが、ロットナンバーに隠されていたり製造番号の一部だったりすることもあるようです。 
そんな中で、良くお世話になっているパナソニックの製品の読み方を予想してみましたので備忘録として書き記そうと思います。

おねがい

 正確な情報を心がけていますが、間違った内容が含まれている可能性がありますので、予めご了承ください。
 個人的興味の元、ブログを書いております。参考にされる際には自己責任にてお願いいたします。

松下通信工業のロットナンバーの予測

 松下通信工業の製造年月の記号が記載されている製品の中に製造年月が併記してあるものがありましたので関連性を予測してみます

松下通信工業の製造年月予想1

製造年が 2001年3月 の製造年月の記号が 「AC」となっています。
Aはアルファベットの順番でいくと1番目で、Cは3番目ですので、1年3月となり、2001年3月と読めるのではないでしょうか


もう一つ

松下通信工業のロット予想2

製造年が 2001年11月 の製造年月の記号が 「AK」となっています。
Aはアルファベットの順番でいくと1番目で、Kは11番目ですので、1年11月となり、2001年11月と読めるのではないでしょうか

松下通信工業のロット予想3

さて、こちらは 0A27です。
これはさっぱりわかりません。数々のラベルを見てみると4桁の場合後ろの2桁は40番台や60番台などもあるので日付ではなさそうです
頭(左)から2桁が年と月で、頭の数字が西暦年の下1桁、次のローマ字が月(Aが1月〜Lが12月)ではないでしょうか?
製造期間が1992年から2003年のようですので、2000年1月だったりするのかなと予想してみますが真偽のほどはわかりません。

パナソニック(松下通信工業の流れを汲むもの)

パナソニック 製造年月予想

 パナソニックのインターホンに接続するJEM-AアダプタVL-JY1です。先に紹介したインターホンもVL-品番でしたが、こちらもVL-品番ですので松下通信工業の系譜の製品と思われます。(以前のテレコントロール用エアコンアダプタ CZ-TA2は松下電工株式会社配管機材事業部扱いでした)
左の写真はVL-JY1が複数入った小箱です。3Cの文字とQRコードが書かれた白いシールが貼られています。
この「3C」が製造年月ではないかと思います。3が年の下1桁で2023年、CがABCと数えて3番目ですので3月と予想します。
右の写真は小箱に入っていた製品です。製造番号が3CBCA0・・・・・と続いていきますが、この頭の3Cが小箱と同じ3Cで2023年3月製造を示していると予想します。その後のBCA・・・も何か法則がありそうですが良くわかりません。
VL-で始まる最近の製品の製造番号を見ると頭2桁の後はACAやBCAの後に数字が6桁ある合計11桁で構成されています。

VL-MV35Kの場合

VL-MV35Kのラベルを見ると「製造番号 5ECCB615994」とあります。
おそらく5Eが製造年月で2015年の下一桁の5と、Eがローマ字の5番目なので5月の2015年5月製造ではないでしょうか。その後のCCB~はよくわかりませんが、ココナッツボーイズとは関係ないでしょう。

パナソニック松下電工の流れを汲むもの)

パナソニック 松下電工 製造年月日

青い斜めストライプの箱に入った、松下電工の系譜の製品です。外箱には「230524」と刻印がされています。昔の製品から変わらず西暦の下2桁・月の2桁・日の2桁が表示されていると思われますので、2023年5月24日製造の製品と予想されます。
また製品に製造年月の表記もあり「2305」とありますので、2023年5月製造と思われます。
またこの製品には製造番号も違う項目で表記されています。

さいごに

 製造年月を知ることで、古いものから使用することができます。
壊れた時には使用年数を予測するのにも一役買うこととなります。

そもそも古いものですとその製品の生まれた年や年齢を知ることによってさらに愛着がわくものとなります。

この先も製品の成長や変遷を見るのが楽しみであります

最後までご覧いただきありがとうございます。


2023/07/02/2345

sasukedog.hatenablog.jp

さすけは 火災発信機と表示灯を手に入れた!【カプセルトイ】

はじめに

2023年2月に能美防災監修のリアルな発信機と表示灯がカプセルトイに登場するという記事が目に留まりました

hobby.dengeki.com

 私はガチャガチャと呼んでいて、子供のころは近所の商店の店先にあるガチャガチャに10円玉を2枚重ねた20円をレバーハンドルの上にはめ込んで回したものです。表示されたいわゆる当たりの景品が出た覚えは無いですね~。
最近はガシャポンなどと呼ばれており、表示されているもののどれかが出るようになっているようですが、値段もそれなりにするようです。
今回の発信機と表示灯はお値段が1回500円するようですが、防災事業のパイオニアである能美防災が監修したカプセルトイの登場です。
このガシャポンになかなか出会うことができず探しまわり、見つけた時は感動ものでした。この年になってまた子供のころのようにガチャガチャをするとは思ってもみなかったです。
4回まわして3種類そろえることができました。

さて今回は、この火災発信機と表示灯を見ていきます!

ガシャポンの火災発信機と表示灯

能美防災 発信機・表示灯 カプセルトイ

 ガシャポンを4回まわして3種類そろえることができたのですが、同じ表示灯が2個出て来ました。
 こうやって写真でぱっと見は本物?と思ってしまうくらいクオリティが高いと思います。さすが能美防災様監修です。
 裏面のベース内に磁石が入っているので鉄などにくっ付きます。一番右は磁石でホワイトボードに張り付けたのですが、特に火災発信機(旧型)と、リング型表示灯付き発信機は重量の関係かズルズルズル~と引力に引っ張られて下がっていきます。

火災報知機用表示灯を見てみる

火災報知機用 表示灯1

 火災報知機用の表示灯です
ぱっと見本物そっくりです。平面の表示灯が増えて来ましたが、表示灯と言えばこのドーム型の物をイメージします。
小学生のころには〇〇パイなんて言っていました。
電池は内蔵されていますので、電池の保護シートを引き抜いて、裏面のスイッチをONにすると表示灯が点灯します。
結構明るくかつ、光が広がって照らされています。

火災報知機用 表示灯2

表示灯のサイズを測ってみました。
直径57mm 厚み36mmほどです。(本物は直径92mmほど)

火災報知機用 表示灯3

余りに本物のような光方をするので開けてみました。
ドーム型カバーの表面はつるつるですが、内側はフレネルレンズのよう波状のギザギザが施されており、本物同様にカバー内で光を拡散できるようななっています。

火災発信機(旧型)

火災発信機(旧型)1

こちらもおなじみの発信機となっています。
表示灯機能はありませんので裏面にスイッチがありません。
表面のスモーク色の「強く押す」と言う部分を押すと凹んで内部の押釦スイッチが押され、ベルが鳴ります。
ベルの音は本物の音をサンプリングしているのか、リアルな音が筐体の大きさの割合からすれば大きな音で鳴ります。(金属のゴングが内蔵されているわけでは無いです。)
音を停止するには、ボタン上部の扉を開けてシーソー状になった中の復旧釦を押します。

火災発信機(旧型)2

サイズを測ってみました。
直径60mm 厚み17mmほどです。(本物は直径140mmほど)

裏面にはコピーライトマークがあり
©NOHMI BOSAI LTD
©IKIMON CHINA
とあります

リング型表示灯付き発信機

リング型表示灯付き発信機 1

最近登場したリング型表示灯付き発信機です。
裏のスイッチをONにすると表示灯が点灯します。
「強く押す」部分を押すとベル音が鳴動します。
ベル音を止めるには押釦上部の扉を開けて復旧釦を押します。
発信機と表示灯の2つの機能が一体になっており、少しお得感があります。

リング型表示灯付き発信機 2

サイズを測ってみました。
直径60mm 厚み22mmほどです。(本物は直径117mmほど)

さいごに

普段目にはするものの、押すことのない発信機。
このようなカプセルトイで身近なものとなり押してみることで、いざというときのイメージができるかもしれませんね。
避難訓練時に活用してみるのも良いかもしれません。

どこかでこのガシャポンを見かけたら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

能美防災様 いきもん様に感謝いたします。

最後までご覧いただきありがとうございます。

ブリジストンの自転車 カジュナのサドルを取り替えてみた

はじめに

 子供が乗っている自転車のサドルがボロボロになりましたので変えてみました。
サドルについている金属の棒をシートポストと呼ぶなんて初めて知りました。
そして一番驚いたのが、棒の太さが自転車によって違うものがあるという事!。数十年自転車に乗っていますが、考えたこともありませんでした。
自転車のサドル交換の顛末を書き記します。

自転車のサドルをアマゾンで買ってみた

 5年ほど使用した子供の自転車のサドルがボロボロになっていましたので交換することにしました。
 アマゾンで似たようなサドルを購入して取り付ける事としました。

カジュナ用という事で問題は無いと思っていました。アマゾンの写真通りシートポストはついていませんが、今のが使えると思い問題ないと思っていました。がしかし今のサドルを外してみると!
シートポストと、サドルが分離できない!と言う事態が発生。
思い起こせば自転車を購入した際に、足が地面に届かないので低くできるサドルに変えてもらったのでした。

これが、直付けサドルでヤグラ(サドルクランプ)が無いものでした。

シートポストを仮付け

 とりあえずほかの自転車のシートポストを使おうと思いまして、取り換えて自転車の車体に差し込んだところ、シートポストと穴の間に隙間が大きくいくら止めねじを回しても止まりそうにありません。
おかしいと思い元々ついていたシートポスト直付けのサドルを見るとφ28.6と書いてあります。
どうやらこの自転車に適合するシートポストの径は28.6mmのようです。

古いサドルを外してみた

仮につけたシートポストにはサイズが書いてありませんでしたが、よく使われているサイズの25.4mmのようです。

直径28.6mmのシートポストを取り付ける

 直径28.6mmのシートポストを探しに近所のホームセンターや自転車屋さんを探しましたが28.6mmは無かったので、オークションで見つけたものを購入しまして取り付けました。

φ28.6のシートポストを取り付ける

 これを自転車に取り付けて完成のはずでしたが、子供からクレームが入いりました。
「足が届かない」
高さは一番低くしているのですが、5年乗ってもまだあまり伸びていないようです。

やぐらをひっくり返しサドルの高さを低くする

 やぐらをひっくり返しサドルを低くする方法があると聞いたことがあったので、やってみました。

やぐらをひっくり返す

 これが低くする限界ですのが、元の物からそんなに差は無いと思いますのでこれで乗ってもらいます。

ちなみに工具は13mmmの板ラチェットレンチを使用しました

板ラチェットレンチ 13mm

これで快適に自転車に乗ってもらえそうです。

さいごに

 普段乗っている自転車でも知らないことが多いなと感じました。
 ほかの自転車もシートカバーでボロボロのサドルを隠していますので、新しいサドルに交換してみようと思います。

で、交換してみました。オークションでYAMAHA用となっていましたが、カジュナ用とデザインが似ていたので購入してみました。裏にはカジュナ用のサドルと同じロゴが刻印されていました。

違う自転車のサドルを交換

やはり、気持ちががいいですね♪

ご覧いただきありがとうございました。

2023/05/03/025400

パナソニックのテレビドアホンと電話をつなげてみる ~ドアホンワープ・簡易オートフォン~ 拡張端子~VE-DA10~ ドアホンアダプター その1

2023年8月12日 チャイミー品番ほか訂正など

はじめに

 家庭用の電話交換機(ホームテレホン)を市場で見なくなりました。ホームテレホンでは、電話回線が1回線はもとより機種により2回線接続できるものがありました。専用の電話子機を最大8台や16台実配線で接続します。当時の松下電工のカタログ
時は流れて、一般家庭の電話機が黒電話から進化を遂げ電話はコードレスホンが一般的となりコードレス子機(無線式)が複数台あれば電波の届く範囲で内線としての使い方もできるようになりました。
接続する電話回線は1回線のみですが、機種によってはインターホン設備と接続して電話機でインターホンに出ることもできるようになりました。
最新式ですと諸条件はありますが、来客が家でも外出先でもスマホで対応できるようになりました。

今回はそこまで新しくは無く、有線の接続方法となりますがインターホンと電話機をドアホンアダプタにて配線を接続してつないでみようと思います。

おねがい

 正確な情報を心がけていますが、間違った内容が含まれている可能性がありますので、予めご了承ください。
 個人的興味の元、ブログを書いております。参考にされる際には自己責任にてお願いいたします。
 このブログを参考にしたら機器が壊れたや、接続方法がわからない・動かないけどどうしたらよいなどの苦情や質問などをいただきましても対応できませんのでご了承ください
 機種・環境などによって計測している秒数などが変わると思われます。参考値としてください。

パナソニックのテレビドアホン(VL-SV35X)と電話機(VE-GD32-W)をドアホンアダプター(VE-DA10-H)経由で接続してみる

ドアホンと電話機を接続

 テレビドアホン PANASONIC VL-SV35X (モニター付き親機 VL-MV35X と カメラ付きドアホン VL-V566のセット:廃番)にVL-V571L(接続互換性無)、ドアホンアダプター PANASONIC VE-DA10ーH(廃番)、コードレス電話機の親機 PANASONIC VE-GD32-W (廃番)を仮設してみます。
電話機(親機・子機)での応対は音声のみとなります。

テレビモニター親機(以下、モニター親機) VL-MV35Xにカメラ付きドアホン子機 VL-V566とVL-V571Lを接続します。VL-V571Lが手元にありましたので接続してみましたが互換性表によると互換性は無いようです。動作はしましたので実験のため接続しています。


テレビドアホンセット VL-SV35Xをドアホンアダプタ VE-DA10経由でコードレス電話機の親機VE-GD32-Wを接続します。VL-SV35Xには無線接続機能がありませんので、別売りのVE-DA10(廃番)を用意しないとインターホン対応電話機(有線式対応)との接続ができません。
互換性表にも載っています。

接続方法はFAQにもありますが、VL-MV35には拡張端子が1つしかありませんので、の拡張端子(7・8番端子)とVE-DA10の玄関子機接続端子1(D11・D12)と2芯の配線で接続します。
jpn.faq.panasonic.com

ドアホンアダプタ(VE-DA10)とコードレス電話機(VE-GD32)をドアホンアダプタに付属の6極6芯モジュラーコードで接続します。このコードが肝で、間違って6極2芯や6極4芯のコードで接続すると正常に動かないようです。
 写真は2種類の接続コードを写しました。

6極6芯モジュラーコード (ストレート)

カメラ付きドアホンから呼び出してみる

カメラ付きドアホンから呼び出してみる

ドアホン1からの呼び出し

ドアホン1から呼び出すと、モニター親機の呼び出し音が「ピィ~ンポーン」鳴ると同時に画面に外の映像とドアホン1と表示されます、と同時に電話機の画面にもドアホン1と表示され呼出し音が「ピィ~ンポーン」と鳴ります。

〇モニター親機で通話する
 モニター親機で通話釦を押すと通話できます。
終了を押すと通話は終了します


〇電話機で通話する
 電話機の受話器を上げて通話します。
(VL-MV35Xの場合モニター親機の画面は消えます。他の機種の中にはモニター親機のみ画面で様子を確認しながら電話機での通話が可能なものもあります。本文の後ろで紹介しています。)
受話器を置くと終了します。


〇通話しないと?
 ドアホンを呼び出して通話しない場合
モニター親機も電話機も30秒間経過すると待機状態に戻ります。


〇モニター親機との通話中に電話機を上げると?
 モニター親機で通話中でも、電話機は呼び出されて30秒以内は応答できる状態になっています。
この時に電話機を上げると通話状態にはなるもののモニター親機優先で、電話では会話できません。
この状態でモニター親機が終話しても、電話機では通話できません。
ただし、モニター親機が通話して終話したのちに、ドアホンから呼ばれて30秒以内であれば電話機の受話器を上げるとドアホンと通話できます。

〇電話機で通話中にモニター親機の通話釦を押すと?

他の機器でドアホンと通話中です

 ドアホンのボタンを押して、電話機で受話器を上げるとモニター親機の画面は消え待機状態に戻ります。(VL-MV35Xの場合)
電話機で通話中にモニター親機の通話釦を押すと、モニター親機が「ピピピ」と音が鳴り、画面に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示されます。

増設モニターの様子

オプションの増設モニター(VL-V632K)を操作すると、「使用中」と表示が出ます。


〇電話機で通話中にドアホン2が呼ばれると?
 電話機でドアホン1と通話中にドアホン2から呼ばれると、「ピンポン ピンポン」と鳴り、画面上部に「ドアホン着信中」と、画面中央に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示され通話釦を押しても通話できません。
電話機の通話が終わると、ドアホン2から呼ばれて30秒以内だと呼び出されていることを覚えていて、自動的にドアホン2からの呼び出し動作が始まります。

ドアホン2からの呼び出し

 ドアホン2から呼び出すと、モニター親機の呼び出し音が「ピンポーン ピンポーン」鳴ると同時に画面に外の映像とドアホン2と表示されます。
同時に電話機の画面はドアホン2からの呼び出しではありますが、モニター親機とドアホンアダプタとの接続端子が1つしかないため、ドアホン1と表示されます。
私のイメージとしては2つの擬似ドアホン1と2をモニター親機の中で切り替えて拡張端子に出力される様な動作です。ドアホン2の場合には親機の呼出し音は強制的に2回鳴らすように呼出信号を出力しているようで、「ピィ~ンポ ピィ~ンポーン」と1回目の音が途切れたように鳴ります。

電話機からドアホンを呼び出す

電話機からドアホンを呼び出す

待機中に電話機からドアホンを呼び出すには、保留/内線ボタンー>ドアホン1->決定で、ドアホン1かドアホン2の最後に通話した方のドアホンと通話できます。

電話機の鳴り分けはモニター親機の設定で

ドアホン鳴り分け設定

 電話機ではドアホン2を鳴らしたくないとか、電話機ではドアホン1を鳴らしたくない時には、モニター親機のメニューで設定ができます。
メニュー->応答の設定->鳴り分けー>拡張機器・ドアホンアダプター->ドアホン1(もしくはドアホン2)ー>鳴るもしくは鳴らないを選択します。

オプションの増設モニターを接続

 オプションの増設モニターを接続する際、モニター親機VL-MV35Xの設定を変更する必要があります。
 機能設定->接続機器の設定->増設モニター->あり
にします。

増設モニターが無しの設定状態だと

親機と通信できません

「親機と通話できません
接続を確認してください」
と言うメッセージが出ます。
接続を確認してくださいと出ていますが、モニター親機の設定も確認が必要です。

ドアホンワープを使用する~マンションのコンシェルジュにも?~

ドアホンワープはこの試験で使用しているパナソニックのコードレス電話機(VE-GD32)で対応している機能です。(機能の無い電話機もあります。)

 この仕組みで私がビックルしたのがドアホンを呼び出しすると、電話機が登録先に電話をかけてアナログ電話回線を通じて外出先でもドアホンの対応ができるドアホンワープと言う機能です。
外出先にて無線LANやインターネットなどを通じてスマホのドアホンコネクトアプリで外でもドアホン機能を使って来客者と映像を見ながら通話できる機能の事ではありません。 

簡易オートホンとして使用してマンションのコンシェルジュ機能として

 一般家庭での使用を想定したものでありまして使用目的外とは思いますが、マンションの管理人さんが帰った後に問い合わせしたいことがある時に管理人室の前もしくは集合玄関機にこのドアホンを設置して押すと対応窓口とつながる簡易的なサービスに応用できそうです。
注意!非常に簡易的な家庭用のものですので実際に導入を考えられる際にはじっくりと良く検討してください。呼び出した側ではテレワープしているのか止まってるのか状態が全く分かりません。タイミングによっては作動しない場合があります。電話回線などの諸条件などもあります。テレコン機能はありません。
工事の際、配線の露出や配線穴取付穴が開きます。

(未確認ではありますが、電池駆動式ワイヤレス玄関子機 VL-VD561L-Nと対応するモニター親機VL-MW505やVL-MWH705などとドアホンワープ対応のワイヤレスアダプター接続型 FAX/電話機を組み合わせると、ドアホンからモニター親機までの配線は不要で(取付穴は開く)行けるかもしれません)(定期的な電池交換が必要です!)

一般的なオートホンの事を考える

 他のメーカーになりますが、サクサにドアホンと組み合わせるハンズフリーオートホンでかつてSA-150「HF」(SA-150「HF」とDR71の組み合わせ)やSA-80Mがありましたがすでに廃番となっています。
現在は遠隔地のコインパーキング駐車場でのトラブルなどはどのように対応しているのかな?と疑問に思います。何か良い機器があるのでしょうか。
 受話器型のものですとサクサのSA-150「A2」+専用電話機RTC-50があるようです。多地点からの受付業務に使うのならこれ一択かもしれません。
 専用機ではありませんが、使えそうな機能を持ったものにタカコムのADS-100+電話機ND-1054などがありそうです。

ADS-100のホットラインモードで運用すると、コマンド操作することによりテレコン(テレホンコントロール)が可能です。操作で2秒間、外部出力端子に無電圧メイク接点出力をします。
 竹中エンジニアリングのオートテレフォンSC-25THは、ADS-100によく似た製品の緊急通報装置SC-25Tと電話機のセットで販売しているようです。


 上記は有線式のアナログ電話回線が必要ですが、携帯電話SIMを用いた製品もあるようです。
株式会社ケイマックスの製品があります。
4G-VoLTE オートホン ルカテル CML-200



 
4G-VoLTE インターコム CIT-25S


ドアホンワープの接続をする

 話をパナソニックのコードレス電話機(VE-GD32)に戻します。
接続はカメラ付きドアホンの接続と同じです
ただ、ドアホンワープでは映像が見れませんのでドアホンワープ機能に特化するのであれば、カメラのついていないオプションの音声玄関子機VL-V500-Kに取り換えるのも良いかもしれません。
(通話時に電圧が20Vと高くなりますので通話用のドアホンVL-568KAやIF-DAなどを接続すると壊れるのではないかと思います。IF-DAを試しに接続したところ呼出音は鳴り青い画面は出るものの「ドアホンが接続されていません」と出て通話できませんでした。)

カメラ付きドアホンを非対応通話ドアホンに変えてみる。動作不良

ドアホンは必ず専用品を使います。

ドアホンワープを機能を使う

〇ドアホンワープの設定

ドアホンワープの設定

 電話機のメニュー設定で
能登録モード->接続機器の設定->ドアホンワープ->なし・あり・留守から選択ー>ワープ先の電話番号
を登録します。

「あり」に設定すると、常にドアホンワープ状態になります
「留守」に設定すると留守番電話設定中はドアホンワープ状態となります。

〇ドアホンワープを使ってみる

ドアホンワープ中

 ドアホンの呼び出しボタンを押すと、すぐにダイヤルが始まります。
ドアホン1側では「ピンポーン」と音が鳴るだけでドアホンワープしていることはわかりません。

 かかってきた電話に出ると「こちらはドアホンワープですシャープを2回押してください」と2回メッセージが流れます。キーパッドを表示するなどして、シャープ(#)を2回押すとメッセージの途中でも通話になります。
通話中は電話機の画面に「ドアホンワープ通話中」の文字が出ます。
説明書には通話終了時には「※#」を押すと電話が切れるとあります。(「※#」の音はドアホンからも流れます。)
押さずに呼び出された電話を切っても切れます。

約10分間通話が続くと予告なく切れます。

ドアホンワープ中のモニター親機や電話機の動作は?

 ドアホンワープを使用しない時の動作とほぼ同じ様です

ドアホン1からの呼び出し

 ドアホン1から呼び出すと、モニター親機の呼び出し音が「ピィ~ンポーン」鳴ると同時に画面に外の映像とドアホン1と表示されます、と同時に電話機の画面にドアホン1と表示され呼出し音が「ピィ~ンポーン」と鳴ります。
同時に電話機はドアホンワープ機能で電話をかけ始めます。

〇インターホン親機で通話する
 ドアホンワープで通話するまでの間、モニター親機で通話釦を押すと通話できます。
終了を押すと通話は終了します。
(ドアホンワープはマイペースに作動し続けます)

〇電話機で通話する
 ドアホンワープで通話するまでの間、電話機の受話器を上げて通話できます。
受話器を上げるとドアホンとの通話が始まり、ドアホンワープは電話をかけるのをやめます。
モニター親機の画面は消え待機状態となります。(VL-MV35Xの場合)

受話器を置くと通話終了します。
尚、ドアホンワープは約50秒間呼び出し続けます。

〇通話しないとどうなる?
 ドアホンを呼び出して通話しない場合
モニター親機は約30秒間経過すると待機状態に戻ります。
電話機は約50秒間電話をかけ続け、待機状態に戻ります。

〇モニター親機との通話中に電話機かドアホンワープで通話にするとどうなる?
 ドアホンワープ呼び出し中にモニター親機で応答が可能です。モニター親機で通話中でも、電話機は呼び出されて50秒以内は応答できる状態になっています。
この時に電話機を上げるかドアホンワープに応答すると通話状態にはなるもののモニター親機優先で、電話では会話できません。
この状態でモニター親機が終話しても、電話機では会話できません。
ただし、モニター親機が通話して終話したのちでかつ、ドアホンから呼ばれて50秒以内であれば電話機の受話器を上げるかドアホンワープに応答するとドアホンと通話できます。

〇ドアホンワープで通話中にモニター親機の通話釦を押すとどうなる?
 ドアホンのボタンを押して、ドアホンワープで通話状態になるとインターホン親機の画面は消え待機状態に戻ります。(VL-MV35Xの場合)
電話機で通話中にモニター親機の通話釦を押すと「ピピピ」と音が鳴り、モニター親機の画面に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示されます。

○ドアホンワープで通話中に電話機をあげると?
 ドアホンワープ中は電話機に「ドアホンワープ通話中」と表示されています。
この状態の時に電話機の受話器を上げても無音ですし通話できません。

〇ドアホンワープで通話中にドアホン2が呼ばれると?
 ドアホンワープでドアホン1と通話中にドアホン2から呼ばれると、モニター親機が「ピンポン ピンポン」と鳴り、画面上部に「ドアホン着信中」と、画面中央に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示され通話釦を押しても通話できません。
電話機の通話が終わると、ドアホン2から呼ばれて30秒以内だと呼び出されていることを覚えていて、自動的にドアホン2からの呼び出し動作が始まります。
ただし試験環境ではドアホンワープ機能は働きませんでした。

ドアホンワープの注意点

 ドアホンを押してから約50秒以内に電話に出ないと切れてしまいます。もう一度ドアホンを押さないとドアホンワープは始まりませんが、押した側ではドアホンが何もしゃべらないのでどのような状態なのかはわかりません。あくまで家にいる事を装う?感じの様に感じます。(発信音やダイヤル音やコール音など何も出ません。この辺りは専用機のSA−150だと連絡中である事を知らせてくれるようです)
 ドアホンワープ設定した電話機側で転送するたび転送先までの通話料金が発生します。
 フリーダイヤルには転送できません
極性反転信号(通話料課金信号)が出ないためガイダンスが流せないのだと思われます。通話料金がかからない内線への接続もダメと思います)
 カタログの注意書きによると、電話回線がプッシュ回線の場合、ドアホン呼出から約15秒後に電話がかかってきます。ダイヤル回線20PPSの場合約25秒、ダイヤル回線10PPSの場合約30秒電話がかかってくるまでの時間がかかります。時間がかかりますのでダイヤ回線はお勧めしません。

 ドアホンワープの通話が終わって約3秒間はドアホンを押してもドアホンワープ機能が起動しないようです。

ドアホンワープの時間

 試験環境にて電話機(VE-GD32-W)の転送先電話番号を設定して、PBDP10・DP20に設定した時の時間を測ってみました。
公衆回線には接続せず疑似交換機にて試験しています。

試験用ワープ先の電話番号設定

少し大きい数字を多用してみました。

各ダイヤル種別時のドアホンを押したのちのダイヤル時間とドアホンワープに出なかった時のかけ続けた時間です
PBの場合 ダイヤル時間 約4秒、その後50秒間電話をかけ続けました。
DP20の場合 ダイヤル時間 約11秒、その後約50秒間電話をかけ続けました。
DP10の場合 ダイヤル時間 約18秒、その後約50秒間電話をかけ続けました。

やはり、PBは早いですね。

テレビドアホン(VL-SV35X)と通話のみの機能の他のインターホン(チャイミー)と連動する。~拡張端子にて接続する~

 モニター親機の拡張端子には何か一つの機器が接続できます。
こんどはドアホンアダプターに代わって、通話のみのインターホンを接続してみます。

 通話のみのインターホン親機(以下チャイミーと書きます)をモニター親機の拡張端子に擬似ドアホン子機として接続することができます。

チャイミーインターホン(VL-A423LX-W)との接続

チャイミーインターホンを接続する

モニター親機の拡張端子(7・8)とチャイミー親機の玄関子機1接続端子(3・4)と接続します。

VL-423LAX仕様図


ドアホン1からの呼び出し

ドアホン1から呼び出すと、モニター親機の呼び出し音が「ピィ~ンポーン」鳴ると同時に画面に外の映像とドアホン1と表示されます、と同時にチャイミー親機の呼出し音が「ピィ~ンポーン」と鳴り受話器の表示灯が赤点滅します。

〇モニター親機で通話する
 モニター親機で通話釦を押すと通話できます。
終了を押すと通話は終了します

〇チャイミー親機で通話する
 電話機の受話器を上げて通話します。
(受話器を上げるとモニター親機のモニターは消えます。VL-MV35Xの場合)
受話器を置くと終了します。

〇通話しないとどうなる?
 ドアホンを呼び出して通話しない場合
モニター親機は30秒間経過すると待機状態に戻ります。
チャイミー親機は34秒ほど経過すると待機状態に戻ります

〇モニター親機通話中にチャイミーの受話器を上げるとどうなる?
 モニター親機で通話中に電話機を上げても会話できません。
この状態でモニター親機が終話しても、チャイミーでは通話できません。

〇チャイミーで通話中にモニター親機の通話釦を押すとどうなる?
 ドアホンのボタンを押して、チャイミーの受話器を上げるとモニター親機の画面は消え待機状態に戻ります。(VL-MV35Xの場合です。)
チャイミーで通話中にモニター親機の通話釦を押すと、インターホンが「ピピピ」と音が鳴り、画面に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示されます。

〇何でもない時にチャイミーの受話器を上げると?
 チャイミーの受話器を上げると最後に呼び出されたドアホンと通話できます。電源を入れ直した後はドアホン1と接続されます。

〇チャイミーで通話中にドアホン2が呼ばれると?
 チャイミーで通話中にドアホン2から呼ばれると、「ピンポーン ピンポーン」と鳴り、画面上部に「ドアホン着信中」と、画面中央に「他の機器でドアホンと通話中です」と表示され通話釦を押しても通話できません。
電話機の通話が終わると、ドアホン2から呼ばれて30秒以内だと呼び出されていることを覚えていて、自動的にドアホン2からの呼び出し動作が始まります。

ドアホン2からの呼び出し

 ドアホン2から呼び出すと、モニター親機の呼び出し音が「ピンポーン ピンポーン」鳴ると同時に画面に外の映像とドアホン2と表示されます。同時にチャイミーの呼び出し音が「ピンポーン ピンポーン」とうまく鳴ります。
チャイミーの呼び出し音はVL-568KA-Tを接続した時、ボタンを押すと「ピィ~ン」と鳴りボタンを離すと「ポーン」と鳴るため、このモニター親機の拡張端子の呼び出し出力のタイミングはチャイミーの呼出音でドアホン1とドアホン2を識別できるように意識した信号出力の設計になっているのかなと思います。しらんけど。

ビジネスホンとの接続

 モニター親機の拡張端子は呼び出し時の癖があるもののパナソニックの通話のみのドアホン(VL-568KA-Tなど)を接続するのと同じような仕様となっているようです。
この拡張端子とビジネスホンのドアホン接続端子をつなげば、ビジネスホンのあるところで通話(顔は見えない)ができることになります。ただし相性によっては動かないことも考えられます。
ビジネスホンとの通話中にモニター親機の表示が出ていれば良いのですが、通話が始まると画面は消えてしまいます。(VL-MV35Xの場合)

場合によって、電気錠などがあれば解錠するなんてこともできるかもしれません

テレビドアホンセット(VL-SV39KL)と電話機(VE-GD32-W)をドアホンアダプター(VE-DA10-H)経由で接続してみる

モニター親機VL-MV39Kと電話機をテレホンアダプタで接続してみる

 モニター親機VL-MV35X(廃番)との接続をメインで見て来ましたが、VL-MV39K(廃番)との接続を見てみますと、びっくりポンです。
ドアホンから呼ばれた際に、モニター親機にドアホンカメラの画面が出ますが、接続した電話機の受話器を上げて通話した際にVL-MV35Xでは画面が消えましたが、VL-MV39Kは電話機の受話器を上げた際に1秒ほど画面が消えた後「他の機器で通話中」のテロップが出た上でドアホンカメラの映像も出たままとなります。

なお、VL-SV39KLには無線接続機能がありませんので、別売のドアホンアダプターVE-DA10(廃番)を用意して接続しないと、インターホン対応電話機(有線式対応)との接続ができません。

VL-MV39Kの拡張端子使用中のドアホン映像

さらに、拡張端子に接続した機器がドアホンワープで通話状態でも、チャイミーで通話中でも画面が出ます。
拡張端子接続機器との通話が長い場合、約2分ほどで画面は消えますがモニター親機のボタンを押すと再度表示されます。

その他のここで試験した動きはVL-MV35Xとほぼ同じです。

VL-MV39Kの通話中にモニター親機の通話釦を押すと?

 VL-MV39Kの拡張端子に接続機器の通話中にモニター親機の通話釦を押すと「他の機器でドアホンと通話中です」と表示されます。

外部端子使用中にVL-MV39Kの通話釦を押すと

VL-MV39に増設親機VL-V632Kを接続する

VL-MV39KにVL-V632KとVL-A423LX-Wを接続する

 モニター親機VL-MV39Kに増設モニターVL-V632KとチャイミーインターホンVL-A423LX-Wを接続してみます。

 ドアホンから呼ばれると呼出音とともにモニター親機と増設モニターに映像が映し出されます。(写真左)
モニター親機でドアホンと通話を始めると、増設モニターの画面は消えますが、ボタンを押すと白い背景に「使用中」と表示が出ます。
 ドアホンから呼ばれてモニター親機の拡張端子に接続されているチャイミーで通話を始めると、モニター親機は「他の機器で通話中」のテロップが出ますが、ドアホンの映像は出たままとなります。しかし、増設モニターは画面が消えてしまいます。(写真右)増設モニターのボタンを押してもドアホンの映像は出ませんでした。
拡張端子を使用中に映像が出るのは、モニター親機のみのようです。
チャイミーの通話が終わるとモニター親機は待受け状態に戻ります。

テレビドアホンセット(VL-SZ35KF)と増設モニター(VL-V632K)とカメラドアホン子機 (VL-V572L)とチャイミーインターホン(VL-A423LX-W)(廃番)を接続する

注意!ここでは実験していませんがVL-SZ35KFには無線接続機能がありませんので、別売のドアホンアダプターVE-DA10(廃番)を用意して接続しないとインターホン対応電話機(有線接続に対応している必要があります)との接続ができません。

テレビドアホンセット(VL-SZ35KF)とは

 テレビドアホンセット(VL-SZ35KF)はモニター親機(VL-MZ35)と広角レンズのカメラドアホン(VL-V572L)のセット品番です。
似た品番のセットにVL-SE35KF(モニター親機VL-ME35とカメラドアホンVL-V572L)がありますが、商品性能は同じで販売ルートが違う商品となります。
パナソニックFAQ【テレビドアホン】お店によって品番が違うのですが

テレビドアホンセットVL-SZ35KFと増設モニターVL-V632Kとカメラ玄関子機VL-V557L-Sを見てみる

〇モニター親機 VL-SZ35を見てみる

VL-MZ35Kを見てみる

見た目はVL-ME39Kとよく似ています。
ドアホン2台と増設モニターと拡張端子他が接続できる端子が見えます。
ネジ端子ではないので、取替などで太い配線が来ている場合は端子に接続できる細い線につなぎ変える必要があります。
ACプラグをコンセントに差し込みます。

〇カメラドアホン子機 VL-V572Lを見てみる

VL-V572Lを見てみる

LEDライトと広角レンズを搭載しています。銀色のパネルで、1個用のスイッチボックスに露出取付ができます。
配線の接続はネジ端子となっています。 

〇増設モニター VL-V632Kを見てみる(オプション)

VL-V632Kを見てみる

モニター親機からの2芯を接続する端子があるだけです。
増設モニターはこの1台のみで、更なる増設モニターを接続することはできません。
ACプラグをコンセントに差し込み電源供給します。
「増設モニター」と言われますが、ちゃんとドアホンからの呼出通話もできます。
増設モニターでの録画や再生はできません。

〇カメラ玄関子機 VL-V557L-Sを見てみる(オプション)

VL-V557L-Sを見てみる 1
VL-V557L-Sを見てみる 2


銀色のパネルでLEDライトと広角レンズを搭載しています。
3個用のスイッチボックスに取付ができます。
また、取付板を使い1個用のスイッチボックスに露出取付ができます。
配線の接続はネジ端子となっています。 

テレビドアホンセットVL-SZ35KFと増設モニターVL-V632Kとカメラ玄関子機VL-V557L-Sとチャイミーインターホン(VL-A423LX-W)(廃番)を接続してみる

VL-SZ35KFとVL-V632KとVL-V557L-SとVL-A423LX-Wを接続する

 VL-SZ35KFとVL-V632KとVL-V557L-SとVL-A423LX-Wを接続してみます。実験ですので実際よりはすごく短い配線となっています。

VL-SZ35KFで通話の試験をしてみる

SZ35KFとVL-V632KとVL-V557L-SとVL-A423LX-Wの動作

〇モニター親機で通話する
 ドアホンから呼ばれますとVL-MV39K(廃番)の時と同様に、
呼出音とともにモニター親機とワンテンポ遅れて増設モニターに映像が映し出されます。(写真左)
通話釦を押しモニター親機でドアホンと通話を始めると、増設モニターの画面は消えますが、増設親機の通話ボタンを押すと白い背景に「使用中」と表示が出ます。

〇チャイミー親機で通話する
 ドアホンから呼ばれてモニター親機の拡張端子に接続されているチャイミーで通話を始めると、VL-MV39K(廃番品)同様に1秒ほど画面が消えた後「他の機器で通話中」のテロップが出た上でドアホンカメラの映像も出たままとなります。(写真中)
しかし、増設モニターは画面が消えてしまいます。増設モニターのボタンを押すと画面に「使用中」と出て(写真右)、ドアホンの映像は出ませんでした。
VL-MZ35Kも拡張端子を使用中に映像が出るのは、モニター親機のみのようです。
チャイミーの通話が終わるとモニター親機は待受け状態に戻ります。

その他の通話の動きもほぼVL-MV39K(廃番品)と同じようです。

VL-SV39KLとVL-SZ35KFはアイホンMY-2MCUやJB-MUの置換えに使えるのか?

 外部機器端子で通話中にモニターの映像が出たままになるのであれば、カメラ付きドアホンでIE-8MDなどと接続したりビジネスホンと接続する、モニターシステムでアイホンのMY-2MCUやJB-MUや、サクサのTM-22やTM-23の置換えに使えればいいなとは思いますが、メーカーが違うので難しいかな。機種によりますが拡張端子での通話中は、上記の文中にもあるように画面が出る機種でもインターホン親機1台しか画面は出ないようですしね。
パナソニックの親機が通話できるので必要性が無いと言われればその通りですが。

VL-MV35XとVL-MV39KとVL-MZ35Kの時計設定画面

VL-MV35XとVL-MV39KとVL-MZ35Kの時計設定画面

 VL-MV35XとVL-MV39KとVL-MZ35Kの時計設定画面です。
時間は進んでいますが初期設定状態です。
何年から設定できるかと言うところが気になるところで、
VL-MV35Xは2012年1月1日から設定できます
VL-MV39Kは2015年1月1日から設定できます
VL-MZ35Kは2019年1月1日から設定できます


資料

拡張端子のあるテレビドアホン

2022年のパナソニックのテレビドアホンカタログには、拡張端子の説明が無くなっています。おそらくVE-DA10やチャイミードアホンが廃盤になったなど、接続を前提とした機器が無くなったからではないかと思います。
 手元のカタログに載っているのはVE-SE50KP、VE-SE50KF、VL-SZ35KF、VL-SE35XL、VL-SE35KLとなっています。
これらのインターホンセットは無線接続機能がありませんので、ドアホンアダプターVE-DA10(廃番)が無いとパナソニックのインターホン対応電話機(有線式対応)との接続ができません。

 ビジネスホンのドアホン接続端子と接続できるのかは確認が必要です。

 新しく発売されている電話とインターホン接続対応機種は主にワイヤレスアダプタ機能(無線)で電話機やFAXと接続します。

 今後開発される機種に残されるといいのですが、望みは薄そうです、、、。

有線接続対応の電話機・ファクシミリ

2023年/春夏のパナソニックのパーソナルファックス/電話機のカタログはページが8ページとずいぶん情報が少なくなっています。
2022年/春夏は16ページでしたので半分です。

カタログに載っているVE-DA10(廃番)対応の電話機はVE-GD78DL/DW
、VE-GZ51DL
ファクシミリはKX-PD750DL/DW
となっています。

ドアホンワープ機能のある電話機・ファクシミリ

有線もしくはワイヤレスでの接続に対応したインターホンとの接続が必要です。有線接続にはドアホンアダプタ(廃番)が必要です。

2023年春夏カタログ掲載機種
VE-GD78DL/DW 有線/ワイヤレスアダプター接続
VE-GZ51DL 有線/ワイヤレスアダプター接続
VE-E10DL ワイヤレスアダプター接続のみ
VE-GD27DL ワイヤレスアダプター接続のみ 

KX-PD750DL/DW 有線/ワイヤレスアダプター接続
KX-PD750DL ワイヤレスアダプター接続のみ
KX-PD350DL ワイヤレスアダプター接続のみ

さいごに

有線式のドアホンアダプターVE-DA10(廃番)、VE-DA10-H(廃番)を使用したドアホン接続を見てみました。
ドアホンから直接Wi-Fiでスマートフォンとつながる時代になりましたが、遅延の少ない昔ながらの有線方式の利点はまだあるのではないかと思います。

長文ご覧いただきありがとうございます。

2023/04/02/101600

【備忘録】マンションインターホンでの宅配ボックス着荷表示

はじめに

 集合インターホンの宅配ボックス着荷表示の動作について簡単に書き記します。
最近はコロナの影響もあり買い物に出かける事を控えて、ネット通販を利用することも多くなってきたかと思います。
通販を利用すれば荷物を宅配便の方々が持ってきてくださいます。在宅していれば良いのですが、不在の時に役に立つのが宅配ボックスです。
宅配ボックスにも種類があり、電源も不要でメカ的に暗証番号を設定して運用するものがあります。
電気で動き部屋番号と連動しカードや暗証番号で取出しするものもありますが、これに通信機能を有してインターホンと連動できるものもあります。
今回はこのインターホンとの連動機能についてみてみます。

おねがい

 ブログのこの記事は私が疑問に思ったことを自身の備忘録として書いているものです。正確な情報を書くことを心がけていますが、経験が浅いこともあり勘違いして間違った事を書いている場合がありますのであらかじめご注意願います。
 このブログを参考にしたら機器が壊れたや、動かないけどどうしたらよいなどの苦情や質問などをいただきましても対応できませんのでご了承ください

宅配ボックスのメーカー

 宅配ボックスのメーカーは各社あります。調べてみますと

株式会社フルタイムシステム
 ・ フルタイムロッカー
 ・宅配ボックスとは

株式会社アルファ
 ・宅配ボックス

アルファ宅配ボックス

株式会社ナスタ
 ・宅配ボックス
 ・ナスタ インターホン

株式会社白山機工
 ・宅配ボックス

白山機工 宅配ボックス

日本宅配システム株式會社 
 ・宅配ボックス

株式会社 東精ボックス
 ・宅配ボックス

株式会社エフ・ジェー・ケー
 ・宅配ロッカー

東洋フローラ株式会社
 ・宅配ボックス

クリナップ株式会社 
 ・留守番ロッカー平成30年12月31日 全ての機種にて修理・サポートを終了

近畿車輛株式会社 
 ・宅配ボックス
 ・きんき宅配ボックスカード販売終了について

豊国工業株式会社
 ・宅配サービスロッカー 平成24年3月 マンション用宅配サービスロッカーの修理と保守を終了

松下電工株式会社
 ・宅配ボックス 2001年当時のカタログ

株式会社ダイケン
 ・宅配ボックス インターホン連動無

インターホンとの連動の無いもの、現在は取り扱いが無いメーカーもあります。

通信規格はRS-422

宅配ボックスとインターホンの連動はいつごろからあるのでしょうか?
アイホンだとVGXシリーズの頃にはあったようです。
宅配ボックスに使われる通信規格はRS-422を使用しています。
通信速度は4800bpsです。
一般的には送信の2芯と受信の2芯の4芯での運用をするようです。
インターホンの連動においては、宅配ボックスから送信された情報をインターホンで受けるだけの2芯の形態もあります。

宅配ボックスの通信規格(プロトコル

宅配ボックス通信規格には大きく2つあり、フルタイムプロトコルとクリナッププロトコルがあります。
フルタイムプロトコルは4線での接続、クリナッププロトコルは2線での接続が行われているようです。
インターホンの制御装置でどのプロトコルを使用するのか設定が必要となります。
アイホンのVMX-4Xでは標準で4線式となっており、2線式にするにはメーカーでの設定変更が必要なようです。
VMX-4XAでは設定スイッチ2-3にて2線式への切り替えが可能です。
また、VMX-1X・VMX-1XAには宅配ボックスとの連動機能がありません。
アイホンの制御装置の古い機種で対応しているもの(VHXW-3XW-2等)やパトモの通信機能のあるもの(GBX-4X-NT)には、ディップスイッチで変更するものがあります。

パナソニックの場合、宅配ボックスにと直接接続できる制御盤の場合には、設定項目で変更します。

宅配ボックス用のアダプター

インターホン側の接続部は現在制御部に宅配機能の無い一部機種を除き標準装備されているものが多いですが、別置きのアダプタを経由して接続されていたものもあります。

古い機種では宅配ボックス連動用のアダプタを接続して対応します。
プロトコルの設定は、ディップスイッチで変更するもの(旧:松下電器産業 VL-M889など)や、2種類どちらかのプロトコルに対応した接続アダプタを選定して購入するもの(旧:松下電工 SHN4641(KPC仕様)・SHN4642(FPC仕様)など)があります。

松下電器 宅配ロッカーアダプター VL-M889N (ディップスイッチ切替)
松下電工 宅配用インターフェイス SHN4641K (KPC仕様)
松下電工 宅配用インターフェイス SHN4642K (FPC仕様)

フルタイムプロトコルとクリナッププロトコル

フルタイムプロトコルは4芯で接続
クリナッププロトコルは2芯で接続となります。

配線の種類はCPEV-S 0.9-2Pなどですが、実際の施工時には宅配ボックスメーカーの指示を確認し従ってください。CPEV-S 0.9-3Pとなっているものもあります。


SHV4221などの仕様書を見ると宅配ボックスメーカーでほぼプロトコルが決まっているようです。(2009年1月現在)

☆フルタイムプロトコル
 ・株式会社フルタイムシステム  フルタイムロッカー
 ・豊国工業株式会社 宅配サービスロッカー
 ・日本宅配システム株式會社 ベンリーポスト
 ・株式会社キーワナスタ(現在:株式会社ナスタ) デリバリーボックス(KL-TLH/TLH18/TLHT18)
 ・株式会社東精ボックス 宅配ロッカー(TR-50/60)
 ・パナソニック電工株式会社 住宅部材事業部 集合住宅用宅配ボックス
 ・東洋フローラ株式会社 (フローラボックス TFB-L、TFB-LP)
 
☆クリナッププロトコル
 ・株式会社アルファ 留守配ステーション
 ・東洋フローラ株式会社 (フローラボックス TFB-LC、TFB-LCP)
 ・白山機工株式会社 宅配ボックス (ESⅡ)
 ・株式会社エフ・ジェー・ケー リレーロッカー ミドルタイプ
 ・クリナップ 留守番ロッカー
 ・近畿車輛株式会社 宅配ボックス

宅配ボックスとインターホンとのRS-422端子接続仕様 対応表

 各種資料を基に接続の一覧表を作ってみました。間違っている場合もありますので、参考までに。

各社 宅配ボックスインターフェイス

集合インターホンリニューアルの際には

 集合インターホンをリニューアルする際に、今の端子を今度の制御盤のどの端子に接続すれば良いか迷うことがあります。
 上記の表を見ればある程度の指標にあるのではないでしょうか。
 交換後は必ず動作試験をしましょう。

VMX-4XA 宅配ボックス接続

 記憶に不安がありますが、宅配ボックスからのTD+/-を測定したときに約DC7Vが測定出来た覚えがあり、RD+/-は電圧がありませんでした。逆にインターホン制御盤のTXD+/-、RXD+/-では電圧が測定できませんでした。

インターホンの着荷表示

インターホンの着荷表示

宅配ボックスに荷物が入れられるとインターホンと連動している場合、荷物が届いたピクトブラムの表示が住戸親機に出ます。
写真はアイホンのVMのものです。

さいごに

 マンションインターホンやそれを取り巻く環境はどんどん利便性が良くなっています。
それに伴って、システムは複雑になってきています。マンションコントローラなどの勉強をしたいものです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

2023/03/12/042200

sasukedog.hatenablog.jp

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